OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

BULOVA ACCUTRON Spaceview 214の修理2

発注していたブローバ アキュトロンの部品が届いたので、再度回路を組みなおそうと思います。

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注文してあった電子部品

一応チェックしておきます。

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抵抗

2.2Mオームに対して、2.186Mオームで問題なし。

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コンデンサ

220nFに対して、227nFで問題なし。

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チップトランジスタ

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認識します

ちゃんと認識できています。

ここで、本体から取り外したトランジスタもテストしてみます。

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足をつけ足して測定

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壊れている・・・

テスターで簡易的に確認して、壊れていないと思っていたのですが、トランジスタとして機能していなかったようです。

とりあえず、新しい部品で組み上げました。

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組み込みました

音叉を組み込んで振動するか確認してみます。

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音叉を組み込み

で、結果は・・・ダメでした。振動を与えても発振し出しません。

回路のチェックを全てやり直していて、右側のコイルが導通していないことが判明。

以前確認したときは問題なかったと思っていたのですが、どうも測定し忘れのようです。コイルの線は端子までつながっていて、ルーペで見る限り断線していないように見えます。

ということはコイルの中で切れてしまっているのかもしれません。コイルは接着剤で固めてあるので、これ以上は難しそうです。

ということで、せっかくこれに合う抵抗やコンデンサも買ったのですが、コイルアセンブリのパーツ(緑の樹脂の部分全て)をオークションで探して交換することにします。

ということで、修理は続きます。

 

教訓:ちゃんと確認してから次の行動に移るべし