OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

時計の撮影

時計関連のブログを見ていて、皆さん非常に綺麗に時計の写真を撮っているので、僕も撮影の練習をしようと思いました。

リング照明とマクロレンズを使用して、時計雑誌の写真のように撮影できるか試してみました。

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リング照明

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40mmマクロレンズ

風防ガラスにリング照明が写り込まないように注意して角度を調整して、撮影すると、なかなかいい写真が撮れました。

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SEIKO SBDC107

斜めでも全体的に綺麗に撮影できています。もう少し絞った方が、全体にシャープなって良いかもしれませんね。

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斜め

WolbrookのSkindiver WTも撮影してみました。

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Wolbrook

いちおう、このセッティングでそれなりのクオリティの写真が撮影できることが分かりました。ただ、普段のメモ的な記事で、毎回このようなセッティングで撮影している時間は無いので、今まで通りコンパクトカメラやスマートフォンのカメラで撮影したものが主流になると思います。

珍しい時計とかは、記録用として気合を入れて撮影してもいいかなと思いました。

ただ、僕は今まで所有した時計を一度も売却したことが無くて、全て保管してあるので現物があるので、写真に残す必要性はあまりありません。

新しく時計を購入したら、使用する前の状態の良い写真を記録しておきましょうかね。

 

PRESAGE SARX069も最近よく着けていますが、まだ傷はほとんどありません。バーインデックスの反射があまり良くない状態で撮影していますね。撮影するときに隅々まで確認しないとダメですね。

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SEIKO SARX069

 

Wolbrook Skindiver WT(その2)

先日、KickstarterでWolbrook Skindiver WTを購入した記事を書きましたが、届いた商品を確認したら、追加で注文したステンレス・ブレスレットが間違ってブラックタイプが届いたと書きました。

optoelemech.hatenablog.com

出品者とやり取りをして、正しいものを送ってもらうように手配していたのですが、ようやく、本日、正しいブレスレットが届きました。時計を入れる箱に、ブレスレットだけ入れて、エアクッションで押さえてありました。

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クッションがほぼ占めています

今回は、間違いなく無着色のステンレス・ブレスレットが届きました。

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正しい色

現在は、純正のラバーベルトを付けてあります。かなり、しなやかなラバーベルトで着け心地はかなり良いです。

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ラバーベルト

かなり涼しくなってきたので、レザーベルトに戻しても大丈夫かもしれませんが、せっかくなので、ブレスレットに交換してみようかとも思います。

ブラックのブレスレットは、結局、使うのなら譲るということでした。送料を考えると返してもらう方が高くつくということでしょうね。

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クラシカルなデザイン

ブラックのブレスレットは、活躍の場はなさそうです。WOLBROOKの刻印も入っているので、他の時計に流用するのも難しそうです。

ブラックのブレスレットに合うブラック・ケースのメカクォーツなんかは、安いし良さそうですが、形は同じですからねぇ。追加で購入するところまでは至りません。

wolbrook.com

現在はWolbrookのページで、普通に購入できますが、色やムーブメントの違いだけで、基本的な形は1種類です。

僕は、Kickstarterで申し込むときに、メカクォーツとで悩みましたが、メカクォーツはカレンダーが無いので、オリジナル・デザインとは違うようになってしまいます。なので、自動巻きにしました。

 

TIMEX MK1 MECHANICAL

家に帰ると、TIMEXから先日注文した手巻き式のMK1が届いていました。

80年代に流行した手巻き式キャンパーが日本からのリクエストで2016年にオリジナル・キャンパーとして復刻されましたが、惜しくもオリジナルの手巻き式からクオーツに変更されての復刻でした。

それでも、かなり人気が出て売れたみたいで、本国アメリカでも販売され、その後、SS(ステンレス・スチール)キャンパー等、ケース素材や色の違いで色々販売されました。

今回も日本のリクエストで、ようやく手巻き式のSSキャンパー(MK1)が発売されました。少し前に本国で販売されましたが、すぐに売り切れになったようです。そして、ようやく日本でも販売が14日から開始されました。

 

さっそく見ていきましょう。

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紙ケース

紙ケース入りの箱になっていて、TIMEX ARCHIVEの文字。紙ケースを取ると、ゴムバンドで蓋を固定された箱ができてます。

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ゴムバンド付き

時計は、こんな感じです。

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MK1 MECHANICAL

形はMK1そのものです。緑色の文字盤で、文字盤にMECHANICALの文字があります。

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ケースの裏は世界地図に"DESIGNED & ENGINEERED by TIMEX"の文字が刻印されています。NATOストラップでも、USミリタリーストラップでもなく、ポリエステル製のセパレートタイプのストラップとなっています。また、簡単に外せるようにクイックレバー式のバネ棒です。

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ムーブメントは、安い手巻き式の腕時計の定番のMiyota製のようです。

※Seagull製だと書いているページがありました。(2020.12.26訂正)

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ケースと共に

ド定番のモデルを手巻き式でケースサイズもそのままで復刻して、微妙な24,000円という値段で販売することによって、ケース径が38mmに拡大されたHAMILTON Khakiの代替としての価値はある程度見出すことはできるのではないでしょうか。

今回は、初回ロットのみの会員限定販売で、日本での一般販売は12月を予定しているそうです。ブラックの文字盤が出てきたらバッチリなのですが・・・。

 

今後の展開に期待しようと思います。

 

2020.12.27:追加記事はこちら

optoelemech.hatenablog.com

 

2021.01.17:更にムーブメントについての追加記事

optoelemech.hatenablog.com

 

2021.01.08 : 一般販売について

optoelemech.hatenablog.com

 

2021.03.13

optoelemech.hatenablog.com

 

2021.03.20

optoelemech.hatenablog.com

 

2021.5.21 : 比較記事

optoelemech.hatenablog.com

 

2021.05.23

optoelemech.hatenablog.com

 

2021.10.17 : TIMEXの新情報

optoelemech.hatenablog.com

 

2021.12.23:機械式 Expedition購入記事

optoelemech.hatenablog.com

 

2022.04.18 KELTON

optoelemech.hatenablog.com

CASIOの関数電卓 fx-83GTX

CASIOからfx-83GTXというモデルがイギリスで発売されていたました。関数電卓では珍しく、色が4色あり、ピンク色と青色が安く販売されていたので購入してみました。

基本は黒色で、ピンクが fx-83GTX-DP、ブルーが、 fx-83GTX-DB、グレーが fx-83GTX-GYという型番になります。

www.casio.co.uk

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fx-83GTX

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おそらく、日本で販売されていたfx-375ES(イギリスではfx-85GT Plus)の後継機として発売されたもののようです。日本でもfx-375ESは販売終了なので、しばらくしたらこのモデルの日本版に置き換わるのではないでしょうか?日本には、fx-375ES Aというモデルも存在するので、微妙そうですね。

casio.jp

casio.jp

日本では、このデザインのものでは、fx-JP500, fx-JP700, fx-JP900と3種類ありますが、一番機能が少ないfx-JP500よりも更に機能が少なくなっています。メニューを見ると、アイコンが少なくて、少し違います。

fx-83GTXは、基本計算、統計計算、数表作成、比計算(Ratio Calculation)となっていて、fx-JP500は、基本計算、複素数計算、n進計算、統計計算、数表作成、方程式/関数 計算となっています。

キーも若干違いますね。fx-83GTXには、右上の積分の入力等もありません。

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fx-83GTXのメニュー

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fx-JP500のメニュー

いちおう、fx-85GTXというモデルが黒色だけあって、ソーラー付きになるのですが、ピンクやブルーという色が珍しかったので、バッテリーのみですが、fx-83GTXを購入しました。fx-JP900を普段使用しているので、色以外に、何も新しいところは無いのですが・・・。小さい写真では分かりにくいのですが、表面の凹凸も健在です。

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表面も同じ

会社でピンクを使用していたら、誰か反応してくれるのでしょうか?

 

 

FORTIS(その2)

FORTISは、パイロットウォッチやコスモノーティス・コレクションのデザインが自分好みで、好きなブランドです。

2012年に、創立100周年記念として、FORTIS COLORSというモデルを販売しました。COLORSは、1968年に発売されたFLIPPERというモデルの復刻版の時計です。ベルトとケースが一体となったものから、ムーブメント部分だけ外すことができて、着せ替え出来るというものです。

FORTISはそれほど安い価格のブランドではないのですが、COLORSは非常に安く、ベルト2色付きで、定価15,000円(税抜)でした。最初は兄の誕生日プレゼントとして購入したのですが、その後、自分でも欲しくなって、購入しました。

ただ、ベルトの長さ調節をするには、シリコンベルトを自分の腕周りに合わせてハサミで切る必要があるため、一度短くしたものは長くは出来なくなります。

当時、色違いのベルトは各色4,000円、本体モジュールは10,000円で販売されていました。

セットとしては、本体モジュール一つと替えのベルトの2本セット、そして、プラスチックケース付きの3本セットと10本セットがありました。

今では、替えのベルトを入手するのも困難となっています。少し前にオークションでベルトをまとめ販売していたので、予備として落札しました。

ということで、最終的にはこんな状態になっています。

 

まず、ベルトが切られていない状態の10本セットに本体モジュール1個追加。

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切られていない新品状態の10本セット

セットのケースの外観はこんな感じです。

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ケース

そして、航空会社のANAとコラボレーションした、ANAモデルの3本セット。

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ANA限定3本セット

そして、予備のベルト6本。長さが調整されているもの4本と、未調整のもの4本の合計8本。

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予備のベルト

既に8年が経過しているので、ケース部分が変色してしまっていることが多いのと、ベゼル部分の表面にコーティングされていたウレタン塗料が加水分解してベトベトになっていることがほとんどです。半年前ぐらいに色々な洗剤を使ってベトベトを取り除きました。

また、電池の交換は一筋縄では行きません。いわゆるスナップバックというパッチンとはめるタイプの裏蓋なのですが、引っかける部分の隙間が狭く、更にものすごく硬いのが特徴(?)です。100M防水なので密閉されているのでしょうね。

これを開けるためにBERGEONの6484というコジ開けを購入した記憶があります。

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BERGEON 6484

もう、ベルトの替えは入手できないだろうと思って、今年の2月ごろに珍しくオークションでまとめ売りされていたものを落札しました。大量の交換ベルトと一緒についてきた本体モジュールは時間が遅れるとのことで、ジャンク扱いでした。確かにかなり時間がズレていました。クオーツなので電池が不足してくると秒針の動きが変わったりするはずなので、電池の問題ではないと判断しました。

そこで、かなり帯磁していたので消磁したり、クオーツテスターのターボ機能で秒針を回して内部清掃をしたりしていたら、秒針が外れました・・・。

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秒針が・・・

ということで、仕方なく裏蓋を開けて、ついでに電池も交換することにしました。

おそらく、前所有者が自分で開けて電池交換しようとして、断念してオークションに出したようです。かなりコジ開けようとした跡が残っていました。

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傷がたくさんあります

開けてみたのがこちら。反対側にも大きな傷がありました。

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裏蓋を開けた状態

ムーブメントはMiyota2115で、電池はSR626(377)です。とりあえず秒針を付けなおして電池を交換して、裏蓋を閉めようとしましたが、なかなか閉まりませんでした。

仕方がなく、旋盤でピッタリガラスの外側のケースに当たるように真鍮を削って、旋盤のセンター押しを使用してネジの力で押し込んだところ、はまりました。

ねじ込み式の裏ブタ閉め器が欲しいところですね。

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旋盤のセンター押しで真っすぐ押し込みました

その後は、消磁が効いたのだと思いますが、遅れずに正確に動いています。ということで、現在3つの本体モジュールがあります。

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3つの本体モジュール

ただ、本体モジュールの裏をよく見ると、型番が2種類あります。

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左端ANAモデル 704.10.185.2

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真ん中 704.10.185.1

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右端  704.10.185.2

704.10.185.1と704.10.185.2の2種類あるようです。704.10.185.1は、時針、分針に夜光が塗られていますが、704.10.185.2は夜光が無くなってただの白い針になっているようです。

 

ということで、見た目はパイロットウォッチそのもので、お手頃価格のFORTIS COLORSの紹介でした。またFORTISからこういう遊び心のある時計が販売されるのを期待しています。

FORTIS

宇宙の時計といえば、FORTISも忘れてはいけません。日本では、最近はあまり知られていないようですが、1990年代ぐらいの頃は、もっと広告を出していたように思います。

1912年創立の歴史のある時計メーカーです。

www.fortis.jp

1994年にミール宇宙ステーションで採用されてから、ロシアのガガーリン宇宙訓練センターから飛び立つ宇宙飛行士の公式装備品としても採用されています。

やはり、FORTISといえば、オフィシャル・コスモノート・クロノグラフ(Official Cosmonauts Chronograph)が有名ですが、持っていないので、フリーガー・デイデイト(Ref. 595.22.158.2)を紹介します。

いかにもパイロットウォッチという感じのデザインですね。ムーブメントはETA2836-2で、時計の名前通りデイ・デイト(曜日・日付)付きです。

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FORTIS

説明書の表紙は宇宙飛行士の写真になっています。

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説明書は宇宙飛行士

こう見えても200M防水で、ねじ込み式リューズとなっています。

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1990年代半ばぐらいMONOマガジンとかで、先日紹介したTUTIMAミリタリークロノグラフ、Sinn 103パイロットクロノグラフ、そしてFORTISコスモノートが紹介されていた記憶があります。当時、社会人になりたてサラリーマンは、時計が好きな人は、オメガのスピードマスターを持っていることが多かったので、被らないように、少し外して、このあたりを持っていた会社の同僚もチラホラいました。

 

MOON WATCH(Omega Speedmaster)

先日、もう一つのニール・アームストロング・ウォッチとして、WolbrookのSkindiverを紹介しましたが、その繋がりとして、やはり本家OmegaのSpeedmasterを忘れてはいけません。

optoelemech.hatenablog.com

ということで、僕が持っているSpeedmasterを紹介します。Professionalではなく、スピードマスター デイデイト マーク40(Ref.3520.50)です。ポインター式のデイト表示と24時間計、曜日・月は小窓表示になっています。表示が盛りだくさんですね。

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Speedmaster Mark40

後ろにオメガのカタログを置いて、店頭のディスプレイのようにしてみました。

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お店で撮影したみたいになりました

クロノグラフで、ポインターデイト、24時間計の針があるので、針だらけです。

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複雑な文字盤

こういうごちゃごちゃしたデザインの時計がなぜか好きなんです。いかにも機械という感じがして、面白いんですよね。

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裏蓋にはお馴染みのシーホースの刻印があります。

しかし、本当のMoonwatchとしては、Professionalじゃないとダメですね。ずっと買おうかどうか迷っていたのですが、少し前にキャリバー321の復刻版が発売されたので、気になっています。

www.omegawatches.jp

でも、ちょっと高過ぎるんですよね・・・。