先日、雑誌Mono Masterの記事の中で、ハミルトンのイントラマチックが紹介されているということを書きました。
optoelemech.hatenablog.com
その2週間後ぐらいに、ハミルトンはイントラマティックの手巻きを発表しました。
www.hamiltonwatch.com
こちらが、手巻き式の「イントラマティック クロノグラフ H」の白文字盤の写真です。
H38429110(HAMILTONのWebより)
そして、こちらは以前から販売されていた自動巻きの「イントラマティック オート クロノ」です。
H38416111(HAMILTONのWebより)
手巻き式は日付表示がなく、リューズのローレットが粗くなっています。粗い方が巻きやすいのでしょうかね?
手巻き式のムーブメントは、H-51でパワーリザーブ は60時間です。自動巻き式はH-31でパワーリザーブ は同じく60時間となっていますので、基本的にはH-31の自動巻きローターとカレンダー機構を省いたものがH-51ということなのでしょう。
あとの大きな違いは、風防が、ボックス型のサファイア クリスタルに変更になっていて、タキメーターの目盛りが見にくくならないように内側に移動したのだと思います。
手巻き式のボックス型風防(HAMILTONのWebより)
自動巻きの通常の風防(HAMILTONのWebより)
このボックス型の風防になることによって、更にクラシカルな印象となっています。
HODINKEEの本家のサイトのコメントを読んでいたら、径が40mmあることと、厚みがあり過ぎることが評価を落としているようです。
手巻き式の厚みは14.35mmで、自動巻きは14.45mmということで、ほとんど変わりません。手巻き式のイントラマティック クロノグラフ Hの定価は税込276,100円です。
似たような時計で僕が気になっているものとして、ブライトリングのトップタイム デウス リミテッドエディションがあります。こちらは税込594,000円なので、倍以上の価格となっています。直径41mm、厚さ14.2mm、キャリバーBreitling23(パワーリザーブ 48時間)です。ムーブメントはどちらもETA7750(7753)から派生したモデルですので、ハミルトンはパワーリザーブ を60時間まで伸ばしていて、振動数はBreitling23もH-51も28,800振動/時みたいなので、コストパフォーマンスは非常に良いと思います。
www.breitling.com
A233101A1A1X1(Breitling のWebより)
にほんブログ村