前回、eBayで購入したブローバ アキュトロンのコイルアッセンブリーも壊れていることが判明しましたが、元の壊れているコイルアッセンブリーとは反対側のコイルが切れていることが判明しました。今回は、生きているコイル同士を合体させます。
単にリード線をハンダ付けしなおすだけで、完成です。
今回は、テスターでコイルが切れていないことを確認し、ハンダ付けも問題ないことをチェックしてから組みなおしました。
コイルの発振確認ができる状態まで組み上げ、いざ電池を載せて、発振チェックです。
ムーブメントを小突くと、発振している音が聞こえて、電流が流れました。
整備マニュアルによると電流値は4.5から7.0マイクロアンペアとのことなので、6マイクロアンペアの電流値を示しているのでOK範囲内ということです。(テスターのレンジを切り替え忘れたので、写真の表示はmAです)
ルーペで覗くと、ギアが回転しているのが見えます。
ということで、ようやく復活しました。
ムーブメントが復活したので、来週末は、購入してある予備の風防への交換と、ケースの傷を磨いて、最後まで組み立てて完成させたいと思います。
ちなみに、部品と一緒に「THE COMPLETE GUIDE TO BULOVA ACCUTRON WATCHES」という本も購入しました。
ACCUTRONシリーズのコンプリートガイドです。ACCUTRONもコレクターは多いのですが、やたら種類が多く、違うモデルの部品を流用して修理してあったり、修理用の互換パーツも多く販売されていて、それが使われていたりすると、どこまでがオリジナルなのかの判別が難しいです。
ムーブメントの説明と発売されたほとんどのACCUTRONの写真が載っていま
す
この本の半分以上は、セールス用のカタログの掲載です。モデル名と簡単な説明と共に写真が載っています。500ページもある本ですが、何冊売れるのでしょうかね?