OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

SWATCH SYSTEM51 HODINKEE GENERATION 1990

以前からSWATCHのSYSTEM51という自動巻きムーブメントの時計が欲しいと思っていましたが、欲しいモデルが売り切れだったり、なかなか購入の機会に恵まれませんでした。

HODINKEEの通販サイトを見ていたら、HODINKEEの限定モデルが出ていたので購入しました。12月3日に発注して、5日にアメリカからUPSで届きました。驚異的な早さですね。

f:id:OptoEleMech:20201205134659j:plain

HODINKEEのHがデザインされているようなので、このモデル専用の箱かもしれません。中はリサイクルできる紙のような、発泡剤のような、ケースに入っています。

f:id:OptoEleMech:20201205134714j:plain

簡易的なケースです

輸送中の振動に耐えられなかったようで、時計のケースを支える部分が折れていますね。

f:id:OptoEleMech:20201205134735j:plain

緩衝材が割れています

時計はプラスチックケースで昔ながらのSWATCHです。カリフォルニアダイアルで、6時位置に日付表示があります。

f:id:OptoEleMech:20201205134754j:plain

カリフォルニアダイアルです

裏から自動巻きモジュールのSYSTEM 51が見えます。部品数が51点しかないので、SYSTEM 51だそうです。90時間という超ロングパワーリザーブになっています。

f:id:OptoEleMech:20201205134826j:plain

ローターにもHODINKEEのHがデザインされています。分かりにくいのですが、真ん中に見えているシルバーの部分に透明な板が取り付けられていて、外周のHの文字が印刷されている裏にローターとしてのオモリが付いているようです。時計を動かすとHの印刷部がクルクル回ります。実際には透明な板ごと回転しているのですが、外だけが回っているように見えます。

f:id:OptoEleMech:20201205134837j:plain

ゼンマイの巻き上がり具合が見えます

リューズを巻くとゼンマイが巻き取られていく様子が見えます。上の写真を見比べると、下の窓の中のゼンマイが巻き取られているのが分かると思います。

f:id:OptoEleMech:20201205134901j:plain

ブルー文字盤でグリーンボディ

写真では大きく見えませんがケース径は42mmありますし、厚みも13.9mmあるので、実際には大きめの時計です。

f:id:OptoEleMech:20201205134924j:plain

ケースはプラスチックです

リューズもプラスチックでチープさ抜群です。

とりあえず緩衝材の割れを補修しておきました。

f:id:OptoEleMech:20201205134944j:plain

接着剤で補修します

f:id:OptoEleMech:20201205135001j:plain

3か所割れていました

この部分だけで時計を支えるのは無理がある気がしますね。リューズの出っ張りも考慮されていないのもイマイチです。

SYSTEM 51の機械式シリーズはプラスチックの1983シリーズに属するものと、金属製ボディのIronyに属するものの2種類があるみたいです。

クォーツのIronyは2本持っているのですが、クォーツの1983シリーズは持っていないので、1本ぐらい欲しいところです。