OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

SEIKO RECRAFT SOLER CHRONOGRAPH SSC667

2018年に海外のみで発売されたセイコーのリクラフトシリーズのソーラー・クロノグラフ SSC667を紹介します。

https://www.seikowatches.com/us-en/products/discovermore/ssc667p9

クォーツ・ムーブメントはV175が採用されています。リクラフト・シリーズは、セイコーのビンテージモデルのデザインをもう一度解釈しなおしてデザインされたモデルのようです。

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SSC667

色違いで、SSC669というモデルもあります。こちらは文字盤が黒色で、ケースも黒色になっているようです。この色遣いだとレトロっぽさはあまり無いように思えます。

さらに色違いで、ベルトがナイロンから皮になったSSC625P1というモデルもあり、こちらはAmazonでは、上の2つのモデルよりかなり安く販売されています。以前は上2つのモデルも18,000円程度で販売されていましたが、人気があって最近はもう在庫が少なくなってきたので値上がりしてきました。

個人的にはSSC667の方がレトロな感じが出ていて好きな配色です。

国内未発売の海外限定モデルなので、日本語の説明はありませんが、ムーブメントの説明書はセイコーのWebサイトから日本語版がダウンロードできます。

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保証書と説明書

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保証カード

クロノグラフの秒針がオレンジ色になっているのもポイントだと思います。ケースの形もレトロっぽく少し平面的になっています。

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なかなかいい雰囲気を出しています

ソーラー・クオーツなのですが、パッと見た目には分かりません。実は3つ目の部分がソーラーパネルになっています。

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3つ目がソーラーパネルです

V175は、3つ目の右側が24時間針で、左が秒針です。下がストップウォッチの分針で、60分まで計測できます。60分を経過するとゼロで停止して計測は終了します。

3つ目の部分がソーラーパネルになっているので、カレンダーの文字板がソーラーパネルの下にあり、かなり奥まったところにあります。文字盤の板の厚みの下に更にソーラーパネルがあって、更にその下ですから仕方がないですね。下の写真のように少し斜めから見るとカレンダーの文字が全て見えなくなってしまいます。

文字盤をカレンダーの穴の部分だけ凹ませるとか工夫があれば、コストアップになるかもしれませんが見やすくなるかもしれませんね。非常に惜しい部分です。

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日付が見にくい

クロノグラフの秒針は、1/5秒計となっていて、1/5秒のステップで動きます。ただメカ・クォーツのVK63のようにリセット・ボタンで、一瞬では0に戻らずに細かく秒針がゆっくり回って0に戻ります。

デザインはビンテージっぽくなっているのですが、ケース径が45mmもあるので、その部分は現代的ですね。これが38mmぐらいだったら、更にビンテージ感が出ると思います。縦の長さがラグも含めると52mmほどあるのですが、前にも書きましたが僕の手首の周りは18cmあって太めなので、大きすぎるということはありません。

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大きめの時計です

ただ、ナイロンのベルトが少し柔らかめで、カッチリ感が無いので頼りなく感じます。

少し目立つので、今回、レザーのNATOベルトを注文しておきました。

これで更にビンテージ感が増すんじゃないかと考えています。

 

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