OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

ウォッチコーディネーター(CWC)検定のテキスト

僕は、かなり前にウォッチコーディネーター検定を受けて、資格を持っていました。

更新しなかったので、現在は資格はありません。その後、上級ウォッチコーディネーター検定というものも追加されたのですが、受験はしませんでした。ただテキストだけは持っています。

どちらも良く出来たテキストですが、上級ウォッチコーディネーター検定のテキストは厚みもあって、かなり詳しく時計の歴史から製造工程等、様々な内容が細かく書かれています。

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テキスト

読み物として非常に良く出来ているので、時計が好きな人は読んでみると面白いと思います。ただ、値段は少々高めです。

 

ウォッチコーディネーター検定テキスト:10%税込3,980円

上級ウォッチコーディネーター検定テキスト:10%税込7,945円

 

第2章のケース製造のプロセスを紹介するところのP.44で、「また、ザラツ研磨というケースの表面に歪のない平滑面を生み出す研磨方法もあります。」と記載がありますが、個人的には元は社内用語だと思われる「ザラツ研磨」(加工機の名前で工程を呼んだりするのは良くありますよね)をいかにも凄い職人技の特別な技術として広めようとするのはあまり好きではないのです。

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研磨工程

以前、グランドセイコーのブランドブックを紹介した際も同じようなことを書きましたが、この部分は、少し敏感に反応してしまいます。

optoelemech.hatenablog.com