OptoEleMechの日記

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HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (27) オリーブ文字盤9219(80) (その2)

前の記事で質問をいただいたリューズとムーブメントの情報を書いておきます。

オリーブ文字盤の9219(80)は、リューズの表面が艶ありになっています。

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リューズ

上の写真だと分かりにくいのですが、下の写真は艶なしのリューズ(上)と艶ありのリューズ(下)との比較です。

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921980の艶なしリューズとの比較

艶有のリューズだからといっても、別部品を取り付けているというわけではないと思われます。

ムーブメントは、ETA2750が載っています。

以前も書きましたが、921980は、ETA2750の場合と、ハミルトン649の場合があります。

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ムーブメント

ムーブメントは金属のスペーサで、固定されているだけです。

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金属スペーサ

4つの爪で裏蓋に押し当てられているだけなので、ムーブメント(文字盤)は、リューズを引くと動きやすくなります。

爪を少し立てると、裏蓋に押し当てる力が少し上がって、ムーブメントが動きにくくなるかもしれません。