OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

シャッタースピードテスターの検討(その2)

先日、シャッタースピードテスターに使用するマイコンが届いたので、プログラムが書き込めるかをテストしてみることにしました。

ところが、これがこんなに大変だとは思いませんでした。マイコンは慣れているPICを使用することにしました。

マイコンに書き込むのは、以前から使用しているPICKIT3を使用します。

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Pickit3

マイコンは、僕は初めて使う32ビットPIC、MX210F016B-I/SPです。

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PIC32 MX210F016B-I/SP

久々だったので、以前使った時からPCも新しくなっているので、開発環境も入れ直す必要があります。MICROCHIPのホームページから開発環境のMPLAB X IDEをダウンロードします。

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MPLAB X IDE

最新版のMPLAB X IDE v.6.00では、PICKIT3を認識してくれません。ネットを見るとファームウェアが古いと認識しないとのこと。仕方が無いので、古いソフトのMPLAB IDE v8.92(Xがないやつ)をダウンロードして、接続すると認識することが判明。

ファームウェアを新しくして、再度、MPLAB X  IDE v.6.00で接続しようとしても認識しない・・・。

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接続

今度は、アーカイブから少し古いMPLAB X IDE v.3.30をダウンロードして接続すると認識することが判明。ファームウェアを01.28.90にアップデートして、また、v.6.00に戻っても認識しない・・・。

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ファームアップ

結局、v.3.30 --> v.4.01 --> v.5.50 --> v.6.00と順番にファームウェアをアップデートしていくことで最終的にv.6.00で認識するようになりました。

現在のファームウェアは01.56.09になっています。

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v.6.00でコンパイルと書き込み

朝から、悩みながら少しずつバージョンアップしていき、結局、最新バージョンで書き込めるようになったのは夜でした。

よく考えると、v.3.30で認識できたところで、バージョンを上げるのを止めても良かったのですが・・・。でも、なんか最新にしておきたいですよね?

ということで、次は液晶に文字を表示する部分を先に作成しておこうと思います。