OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

シャッタースピードテスターの検討(その6)

入力キャプチャやタイマーの設定がPIC32ではかなり変更になっていたので、苦労しましたが、仕様書をじっくり読んで、何とか動作するところまで出来ました。

タクトスイッチを押してタイマーがスタートして、スイッチのキャプチャを開始し、離した時の時間をバッファから読み出しました。

今は、テストなので内部振動で20MHzで駆動して、タイマーは1パルスでカウントアップしていくように設定してあります。

とりあえず、左手でタクトスイッチ、右手にストップウォッチを持って、2秒を目標に同時に押してみた結果が以下です。

 

 

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時間計測

マイコンは2秒526ミリ秒で、ストップウォッチは、2秒280ミリ秒(ストップウォッチは1/100秒表示)を示しています。マイコンは分解能が50ナノ秒なので、正確に書けば、2.526,451,95秒(2秒526ミリ451マイクロ950ナノ秒)を示しています。

まぁ、ストップウォッチから大きく外れたりしていないので、プログラムに大きなミスはないということでしょう。

この状態でも、赤外線センサをスイッチとして取り付けたら、簡易的なシャッタースピードテスターになっているはずです。

最終的には外部に精度の高い水晶発振器を取り付けて時間計測の精度を上げます。