OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

シャッタースピードテスターの製作(その6)

とりあえず、ものすごく短い測定結果が出る原因を探るために、オシロスコープで波形を確認してみました。

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汚い配線

ノイズっぽいのですが、いちおう1/500秒のシャッタースピードの2msに近い値の矩形波になっています。

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ノイズっぽい

横スケールを変えて立ち上がり部を確認すると、確かに立ち上がり部がチャタリングしています。1目盛りが4usなので、1-1.5usぐらいの矩形波が最初に出ています。

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立ち上がり

前回の測定結果だと、1usよりも短いものが出たりしていました。何回もやると数usの値も出ていたので、このチャタリングのようなものが原因のようです。

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ブレッドボードでは安定化電源を用いていたので、ACアダプターと3端子レギュレータの代わりに直接3.3Vを電源から供給してみます。

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安定化電源

きれいな波形が出ました。

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問題ない

明らかに電源周りですね。3.3Vを作り出す3端子レギュレータの配線を確認していたら、出力側(右側)に容量の小さい積層セラミックコンデンサがあって、ACアダプタの入力側(左側)に容量の大きな電解コンデンサがあります。

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ん?

コンデンサを取り付けるのが逆になっていました。

出力電圧を安定化するためのコンデンサの容量が足りずに、不安定になっていたみたいですね。

無理やり、裏でコンデンサを反対に接続し直しました。

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正しい計測結果が出ました。

ようやく正しい計測結果が出るようになりました!

オシロスコープでの計測結果は、2.26msでした。

これで、センサーのケースと、プログラム製作に集中できます。