Ektar H35 Half Frameの説明を見ると、「ご使用前に必ずご確認ください」という部分があります。一つは、空シャッターを切った時に、ちゃんとシャッターが開いているかを光に向かってシャッターを切り、裏から一瞬光が見えたらOKというものです。
まず、指でスプロケットギアを価値っと音がするまで左に回して、シャッターをチャージします。電灯の方に向けてシャッターを切ると、裏から光が一瞬見えます。
上の写真が閉じている状態で、下の写真がシャッターが開いている状態ですが、違いが分かりにくいですね。レンズの中央に丸い光の点が見えています。
二つ目は、電池を入れてフラッシュが発行するかを確認することです。
まず、単4電池を底面の電池ボックスに入れます。
ストロボのスイッチはレンズの周りのリングを左に回し発光のマークに合わせます。
バッテリーチャージが完了すると、Readyランプが点灯します。
シャッターをチャージして、シャッターを切ります。
フラッシュも問題なさそうです。
最後は、フィルム巻き上げレバーを回して、フィルム巻取りスプルーがきっちり回るかどうかを確認しておきます。
ついでに自作シャッターテスターで、シャッタースピードを確認しておきます。
仕様としては1/100秒だそうです。5回測定してみたところ、だいたい1/77~1/82秒ぐらいという結果が出ました。少し遅めですが、まぁ、こんなものじゃないでしょうか?
防湿庫から、フィルムを救出しました。Kodak GOLD 200です。
ん~、6年以上期限が切れていますね。とりあえず、どんな絵になるかこれでテストしてみようと思います。
ちなみに、これも出てきました。ブローニフィルムです。これも2016年が期限です。
調べてみると、今年の3月で出荷終了となっていて、今、Amazon等で1万円越えで販売されていますね。
これも、これ以上置いておくと、どんどん劣化するので、使ってしまっておきたいですね。
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