Makoの比較のために使用している時計を含めて、丸1日で何秒ズレているかをチェックしてみました。
どの時計も規格内に入っているようです。
秒針停止機能がある場合は、時間が進んでいると、その分だけリューズを引いて秒針を止めるだけで良いので合わせやすいですね。
機種 | ズレ[sec] |
---|---|
Mako II | +15 |
Kanno | +22 |
Mako XL | +20 |
SEIKO 5 Sports GMT | +6 |
SEIKO 5 Sports | -9 |
Mako XLは秒針停止機能が無いので、あらかじめ合わせきれなかった秒針のズレを確認しておきました。電波時計と比べて2秒遅れなので、上の写真では電波時計が0秒のときに+18秒を指していますが、それに2秒足した+20秒を実際の進みとしました。
ムーブメントの性能は
ORIENT F6922(Mako II, Kanno)、46943(Mako XL)は、日差+25~-15秒
SEIKO 4R34(GMT)、4R36は、日差+45秒~-35秒
なので、今回の結果はいずれも問題がありません。
機械式時計のエントリーモデルとしては良いと思います。ただ個人的には、今だともう少し高くてもパワーリザーブが70から80時間で、日差も15秒以内ぐらいの精度のムーブメントを積んでいるものの方が使いやすいと思います。
日差15秒ぐらいのムーブメントは実際には5-10秒程度の日差のことが多く、平日5日間使用しても1分以内のズレで収まっていることが多いと思います。また週末に使っていなくても月曜日の朝まで止まらずに動いていると、月曜日の朝に時間を合わせるだけで常に1分以内のズレをキープできます。