OptoEleMechの日記

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Laowa 15mm f/2 Zero-D (Leica M-Mount)

Laowaから、15mmf/2 Zero-DのライカMマウント用が発売されました。Laowaファンなので、いち早く入手しました。今回は、取り急ぎ外観等の雑感までで、試し撮りんの結果は後日行います。

Laowaのレンズ情報を日本でほとんど見ることが無いので、ニッチな情報を発信していきます。

魚眼レンズで最も広角なレンズとのことです。更にF2という明るいレンズです。非球面レンズ2枚と特殊低分散レンズ(EDレンズ)3枚が使用されています。9群12枚構成です。

外観

外観

キャップを外し、付属のフードとフード用のキャップを付けると下の写真のようになります。

フード

薄いリング状のフードが付属していますが、これを付けると元のキャップは取り付けられないので、フードに取り付くキャップがさらに付属しています。ちなみにフィルター径は72mmです。フードにスレッドが切られています。フードはフィルターを取り付けるためにあるような気がします。

フードは役に立っているのか?

本体の質感は、いつものLaowaと同じです。個人的には、もう少しマットに仕上がっていた方が好みです。

質感は良好

また、このレンズは超広角なのですが、最短撮影距離は15cmと非常に短いのが特徴です。Leicaも新しいレンズはライブビューやEVFのビゾフレックスの使用を前提に、最短撮影距離が距離計が連動する70cmより短いものになっています。それでもAPO Summicron-M 35mmの30cmが最短だと思います。

最短撮影距離15cm

フォーカスリングは距離計が連動する0.7mのところにクリック感があり、0.15mまで回すことができます。上の写真を見てもらえれば分かると思いますが、0.7mから無限遠までより0.7mから0.15mの方が回す量が多くなっています。

装着

M10-Rに装着

径が大きいですね

Laowaにはこれからも純正のラインナップにはないような、特徴のあるレンズを出し続けてほしいです。