OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

ELGIN A-17a復刻モデル

昨年、クラウドファンディングのMakuakeで申し込んであった、A-17aのレプリカが届きました。

www.makuake.com

今回、TYPEA-11とTYPEA-17aが復刻されて販売されましたが、僕は24時間計で、昼夜を白と黒で色分けされたA-17aを選択しました。

復刻のもととなったのはELGIN社のモデルです。ベゼルにギザギザが入ったコインエッジケースになっていますが、A-17aにはコインエッジタイプは無いような気がします。また裏蓋もコインエッジになっていますが、実物は10角形の角型のタイプだと思います。

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でも、良く雰囲気は出ていると思います。

パッケージも凝った作りです。

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ケース

紙の箱に入っています。

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説明書

クオーツで24関係のムーブメントは日本製ではありません。スイスRONDA 502.24Hというムーブメントが採用されているみたいです。

 

布ベルトもかなり忠実に再現されています。

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全体

AMの白文字盤に白い針なので、少し見にくいです。エルジンアメリカの有名な時計会社でしたが、80年代後半ぐらいに日本の会社が商標権を買取り、安い時計を販売していました。新聞広告等で当時はよく見かけました。ロレックスのコピーモデルのような時計をよく販売していた記憶があります。

ブランドとしては今でも存続しているようで、現在は2社のホームページがあります。

Wikipediaやブログなんかでも良く出てくるのが山口県の会社の福本電機が設立したエルジンインターナショナル株式会社とのことですが、現在は、株式会社 定慧に社名が変更になっているようです。そしてもう1社はTS WORLD株式会社で、似たような時計が販売されていますが、少し違うようです。

本来はライセンスを持っている会社がミリタリーモデルを完全復刻すると良く売れると思うのですが、どちらのページにもA-11やA-17aは販売されていないようです。

昔、クオーツのELGINブランド名が入った復刻モデルがあったようですが、それはどこの会社が出していたのかは不明です。

 

株式会社 定慧 JOE CO.,LTD

www.elgin-int.co.jp

 

TS WORLD株式会社

elgin.jp

 

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TIMEX MK1 MECHANICALのムーブメントについて

やはりTIMEX MK1の記事のアクセスが多く、気になっていたので調べてみたら、ムーブメントがSEA-GULLかどうかということで、買うか買わないかの判断をしているという話が結構あるようです。

いちおう前の記事ではSEA-GULLみたいだというようなことを書いたので、ちょっと心配になって確認してみました。

新品の時計の裏蓋を開けるのは好きではなかったのですが、少し責任を感じたので、今回は特別に開けました。個人的には、新品状態のものを一度でも開けた時計は新品状態ではないと考えています。

特に今回は、スクリュータイプではなく、ただパッチンとはめるタイプ(スナップバック)だったので、開ける際に確実に微細な傷は入ります。

よく、作業が丁寧で、高度な技術を持っているので、傷をつけずに開けられるというような記事を書いている人もいますが、ビニルを挟んだり、対策を行ったとしても、接触させて力を加えるので、必ず微細な傷がつきます。スナップバックの場合は製造してからは、基本的には一度もコジ開けられた傷は入っていないはずです。

ということで、前置きが長くなりましたが、まずは裏蓋を開ける部分を確認します。

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確認

ラグと干渉して開けにくい場所に引っかけ部がありますね。いつも利用している裏蓋オープナーで、うまく爪が入ったので、これを用いて開けました。ネジを回すとパカっと開きます。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

時計工具 裏蓋オープナー 最大径50mm スナップ式 HO03010300001
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楽天で購入

 

 蓋の裏には

CASE

CHINA

TIMEX

ML

と記載されています。

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開けたところ

スペーサがかなり占めていますね。

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ムーブメント

以下のリンクのページを見ると、Seagull TY6 Seriesとのことですが、TY6って検索してもあまり出てきませんね。

barkandjack.com

Timex Marlinも同じムーブメントを使用していて、ST6というムーブメントが一般的な名称でTY6というのは製品番号か何かみたいです。(ST6D3は、TY-6D3K-1のことみたいです)

そのMarlinの詳細を記載しているページのリンクも貼っておきます。

www.bobinchak.com

ST6のムーブメントは元々自動巻きなので、ルビーが20石使用されていますが、そのうち3つは何も使われていないようです。つまりその3つは取り去られた自動巻きモジュールが使用していたもののようです。

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拡大

40時間のパワーリザーブで、誤差は-20から+40秒/日とのことです。

装飾がされているので、元はスケルトンタイプの時計に使用するタイプなんだと思いますが、全体的に処理がかなり雑で、あまり見せたくないモジュールですね。

あと、MK1について詳細に解析しているページもありました。

randomfootage.homestead.com

ということで、TIMEX MK1 MECHANIKALのムーブメントはTimex Marlinと同じSEA-GULL製のST6(TY6)から自動巻きムーブメントを外したものということで確定ですね。

 

今までの記事のリンク

optoelemech.hatenablog.com

 

optoelemech.hatenablog.com

 

optoelemech.hatenablog.com

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SEIKO RECRAFT SOLER CHRONOGRAPH SSC667用のレザーNATOベルト

前回、紹介したSSC667用のレザーベルトが到着したので、交換してみました。

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time+

time-plusというブランドのものです。Amazon楽天で販売されています。Yahoo!ショッピングでも取り扱っているお店はあるみたいです。


 

 今回、Polishedという色を選択しました。NATOベルトですが、説明書の裏にバネ棒外しとバネ棒が付いてきました。

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バネ棒外しとバネ棒つき

さっそく交換してみました。単に通すだけなので簡単です。

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交換後

なんとなく、ブラックレザーの方が色が文字盤の色と合うような気もします。

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腕につけてみました

まぁ、これはこれで良い気もしますが、ブラック・ナイロンのNATOベルトやブラック・レザーの方が、もっと合っていたかもしれませんね。

写真を並べて比較してみます。

(写真の境界が分かりにくいのですが、2つ持っているのではありません)

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写真を並べて比較

元のベルトは特徴的で面白いのですが、やっぱり右の方が落ち着いていますね。サイズをコンパクトにして、ベルトを普通のタイプにすれば日本でもかなり売れると思います。

 

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SEIKO RECRAFT SOLER CHRONOGRAPH SSC667

2018年に海外のみで発売されたセイコーのリクラフトシリーズのソーラー・クロノグラフ SSC667を紹介します。

https://www.seikowatches.com/us-en/products/discovermore/ssc667p9

クォーツ・ムーブメントはV175が採用されています。リクラフト・シリーズは、セイコーのビンテージモデルのデザインをもう一度解釈しなおしてデザインされたモデルのようです。

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SSC667

色違いで、SSC669というモデルもあります。こちらは文字盤が黒色で、ケースも黒色になっているようです。この色遣いだとレトロっぽさはあまり無いように思えます。

さらに色違いで、ベルトがナイロンから皮になったSSC625P1というモデルもあり、こちらはAmazonでは、上の2つのモデルよりかなり安く販売されています。以前は上2つのモデルも18,000円程度で販売されていましたが、人気があって最近はもう在庫が少なくなってきたので値上がりしてきました。

個人的にはSSC667の方がレトロな感じが出ていて好きな配色です。

国内未発売の海外限定モデルなので、日本語の説明はありませんが、ムーブメントの説明書はセイコーのWebサイトから日本語版がダウンロードできます。

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保証書と説明書

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保証カード

クロノグラフの秒針がオレンジ色になっているのもポイントだと思います。ケースの形もレトロっぽく少し平面的になっています。

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なかなかいい雰囲気を出しています

ソーラー・クオーツなのですが、パッと見た目には分かりません。実は3つ目の部分がソーラーパネルになっています。

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3つ目がソーラーパネルです

V175は、3つ目の右側が24時間針で、左が秒針です。下がストップウォッチの分針で、60分まで計測できます。60分を経過するとゼロで停止して計測は終了します。

3つ目の部分がソーラーパネルになっているので、カレンダーの文字板がソーラーパネルの下にあり、かなり奥まったところにあります。文字盤の板の厚みの下に更にソーラーパネルがあって、更にその下ですから仕方がないですね。下の写真のように少し斜めから見るとカレンダーの文字が全て見えなくなってしまいます。

文字盤をカレンダーの穴の部分だけ凹ませるとか工夫があれば、コストアップになるかもしれませんが見やすくなるかもしれませんね。非常に惜しい部分です。

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日付が見にくい

クロノグラフの秒針は、1/5秒計となっていて、1/5秒のステップで動きます。ただメカ・クォーツのVK63のようにリセット・ボタンで、一瞬では0に戻らずに細かく秒針がゆっくり回って0に戻ります。

デザインはビンテージっぽくなっているのですが、ケース径が45mmもあるので、その部分は現代的ですね。これが38mmぐらいだったら、更にビンテージ感が出ると思います。縦の長さがラグも含めると52mmほどあるのですが、前にも書きましたが僕の手首の周りは18cmあって太めなので、大きすぎるということはありません。

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大きめの時計です

ただ、ナイロンのベルトが少し柔らかめで、カッチリ感が無いので頼りなく感じます。

少し目立つので、今回、レザーのNATOベルトを注文しておきました。

これで更にビンテージ感が増すんじゃないかと考えています。

 

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CASIO GA-2110ET-8AJF, GA-2110ET-2AJF, GA-2100-1AJF

以前、カシオークと呼ばれているCASIO GA-2100-1AJFを紹介しましたが、かなり人気のモデルになっているようで、その後発売された限定モデルは高値取引されたりしています。

optoelemech.hatenablog.com

僕は、この黒文字盤で白の針とインデックスが気に入って、よく着けています。昨年11月に発売になったアースカラーは結構気に入ったので、追加購入しました。グレー(GA-2110ET-8AJF)はかなり人気のようで、現在入手困難となっています。

ということで、グレー(GA-2110ET-8AJF), ネイビー(GA-2110ET-2AJF), ブラック(GA-2100-1AJF)の3色を持っています。

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カシオーク3色

箱は簡易的なもので来ることもありました。

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ただ、前回の記事でも書いたのですが、分針は20秒毎に動くだけなので、15秒ぐらいにデジタル表示されている秒と、まだジャストを示している長針を見ると違和感があります。

当然、長針のゼロ位置調整も1/3分(20秒)単位でしか移動できないので、それ以下の位置ずれを調整することはできません。下の写真のように少しだけ長針がマイナス側にズレてしまっています。

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バックラッシュ

そうすると、18秒ぐらいをデジタルで示している時に長針はまだ前の分の55秒ぐらいを指しているというような状態になってしまいます。

まぁ、1万円ちょっとの時計に多くを求めてはいけないのでしょうが・・・。

HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (15)

昨年、ハミルトンカーキシリーズの記事の一連を書いて、まとめを書きました。

optoelemech.hatenablog.com

基本的にはケース径が33mmの手巻きシリーズを紹介していましたが、少しずつクオーツモデルや、派生モデル等を紹介していこうと思います。

ということで、まずは、HamiltonとFoot Lockerのコラボレーションモデルです。いつものKhakiの箱がFoot Locker仕様になっています。そもそもFoot Lockerって、日本には上陸していないので、知る人ぞ知るということになると思うのですが、アメリカの靴中心のスポーツアパレルチェーンのようです。靴以外はスポーツウェアも扱っています。

(はい、僕も調べるまで知りませんでした)

www.footlocker.com

そのFoot Locker(だと思う)が1986年に出したもののようですが、詳細は不明です。

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Hamilton Foot Locker

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裏側

ナイロンベルトもポーチもネイビーブルーになっています。

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ブルー基調です

文字盤にはFoot Lockerの文字はなく、靴が星になった人のロゴとHAMILTONの文字があります。調べても、Foot Lockerのこのロゴは見つかりませんでした。現在の審判員のような人の絵がついたロゴは1988年以降だそうです。

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正面

この裏の”BIG 6” 1986というのも何の意味なのかが分かりません。

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ということで、詳細不明のクオーツのKhakiコラボモデルの紹介でした。

見たことが無いものだったので、とりあえず昨年の夏ごろにeBayで落札して、放ってありました。

 

1963 中国空軍 パイロットウォッチ(その2)

30分計の針が取れてしまった、1963 中国空軍のパイロット・クロノグラフですが、早速修理しました。

optoelemech.hatenablog.com

前回、針が取れてしまったところの写真がこちら

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風防の裏に貼り付いています

固定器で時計を固定して、裏蓋を開けます。

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裏蓋を開けるために固定

10角形に面取りされているタイプの裏蓋です。

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開きました

本物かどうかわからないSEA-GULL ST1901を取り出します。リュウズを抜くためにオシドリを押しますが、結構抜くのに力が必要で、すんなり抜けてくれません。単にスムーズではないだけのようでした。ふつうは押せば抵抗なく抜けるものなのですが・・・。

ムーブメントを分解せずに、リュウズを抜いて、また戻す場合、リュウズは押し込まれた状態(ネジを巻く位置)のまま、オシドリを押して巻真を抜き取ります。

引いた状態(時刻合わせの位置)の状態で芯を抜き取って戻すと、勢いでカンヌキ、オシドリ、キチ車が、変な状態にかみ合ってしまうことがあり、そうなると分解しないと戻せなくなります。

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オシドリの位置

無事、ムーブメントを取り出すことができました。

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取り出したムーブメントと30分計の針

30分計の針のハカマに横からカシメた跡があります。元から緩くて問題があったんでしょうね。

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カシメた跡が

とりあえず、針を刺して、ストップウォッチを動かして、リセットすると30分針がクルクル回って、0ではない位置になってしまいます。本来はハカマを締める専用の工具で周りを均等にカシメるのですが、今回は元が側面の一部をカシメてあったので、同じようにすることにします。

ということで、ポンス台を持って来て、ハカマの同じ位置を少しカシメます。

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ポンス台

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良く見えませんが・・・

針をもう一度取り付けて、少し入れるのが固くなっていることを確認して、何度かテストしてみましたが、問題なさそうです。

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リセットのテスト

さすが、数回使用しただけで、針が取れてしまうなんて、安いだけの品質ですね。自分で修理できない人は、送料を考えると中国の購入店で修理してもらうより、町の時計修理屋さんに出した方が安くなりそうですが、修理代が本体の値段に近くなってしまうかもしれません。

さて、肝心のストップウォッチの感触ですが、スタートのボタンは少し硬くて、出だしの針の動きが少しぎこちないのはご愛敬ですね。ただリセットは非常に軽くきっちり0に戻ります。これは心地よい動きです。

裏から見えるムーブメントの装飾は雑さが出ているので、イマイチですが、クロノグラフの動きを見ることができるので、見ていて飽きません。

オフィシャルの復刻モデルだとムーブメントが見えないので、このイミテーション版(?)は、その点は面白いんじゃないでしょうか?

2万円せずに買うことができる手巻き式クロノグラフはSEA-GULLのST19を載せたモデル以外に無いのではないと思います。このデザイン以外もたくさんあるので、買って損はしないと思います。