OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

ORIENT Mako (その2)

前回、ORIENT Makoの記事を書いたときに、Mako XLを横に置いて撮影しようと思っていたのですが、Mako XLがなかなか出てこなかったので、その時は断念して記事を公開しました。

比較1

Mako XLを探し出したので、横に並べて撮影しました。Makoは41.8mm径で、Mako XLは44mm径です。

MakoMako XL

縦の長さはMakoが46.8mm、Mako XLが52mmです。ラグ幅も20mmと22mmということで、全体的にMako XLはサイズアップしています。

サイド

比較2

本来はSEIKO 5 Sportsと比較するのが良いのですが、近くにあったSEIKO Prospex SDBC107と比較してみましょう。これは、Seiko Diver's Watch 55th Anniversary Limited Editionとして、2020年6月19日に5,500本限定で税込¥154,000で発売されたモデルです。対して、ORIENT Mako RN-AA0818Lの定価は¥46,200です。SDBC107はMakoの3.3倍の値段です。

ORIENT MakoとSEIKO Prospex SDBC107

ブレスレットが、SDBC107の方がしっかりした作りです。弓カンがMakoはプレスで曲げられた板状の昔ながらのもので、SEIKOはソリッドなタイプです。あと、バックルがMakoは全て板のプレスですが、SEIKOは折りたたまれる部分がソリッドなパーツになっています。あとエクステンションも付いています。

バックル

時計に詳しくない人が見ると、同じぐらいの値段の時計に見えると思います。次は、SEIKO 5 Sportsとの比較も実施したいと思います。

Makoは、逆輸入品だと2万円を切る価格で今でも購入することができます。

 

前回の記事


ヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)風

ヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)のポン デ ザムルー(Le Pont des Amoureux)というからくり時計が前から気になっていました。

AliExpressを見ていたら、文字盤にブランド名の記載はありませんが、そっくりな時計が販売されているので購入してみました。

本物は機械式の時計ですが、AliExpressのものはクオーツです。どうやって動きを再現しているのかが気になりました。

届いた時計

かなり似ています

デザインは、旧タイプのものです。新しく少し動きが変わったものは、月がもっと上にあります。ブランドのロゴが無くなっただけで、背景とかはそっくりです。男女の形は似ていますが、表面の凹凸はありません。

 

実物のこちらが旧タイプ

www.gressive.jp

 

こちらが現行タイプ

www.vancleefarpels.com

 

レトログラードの針が男性と女性になっていて、12時から1時になる時に最も近づきます。

真ん中で男女が近づきます

時と分は、上の2か所のボタンで個別にセットします。リューズのように見えるものはダミーです。

2か所ボタンが付いています

ただ、届いた個体は、12時を超えても時針が戻らない状態でした。ボタンで操作すると、分針は正しい動作をしますが、時針は、12時から1時に戻る際に、1時にならずに中途半端な位置で止まります。

 

ということで、分解して確認して見みます。

分解

ムーブメントを取り出したところ

ムーブメントを取り出すと、こんな感じです。

ムーブメント

ムーブメントを取り出して動かしていると、一見問題なさそうです。

ただ、この状態で放置していると、次に見た時にはこのような状態に!

女性が行き過ぎている

とりあえず、もう少し分解してみることにしましょう。

電池は、CR2016です。

電池

電池を取り除くと、独立したクオーツムーブメントが見えます。時針と分針を個別に動かしているようです。

クオーツムーブメントは蓋がプラスチックを溶かして固定してあるので、これ以上の分解はお手上げです。

2個のクオーツムーブメント

時針のボタンを押して、動きを確認していたら、針が戻ろうとするときがあります。とりあえず、針が戻る時に12時を指すように針の位置を調整してみます。何度か試していると1時に針が戻る時に、針が動かずに空転するような動きをするときがあります。そうなると中途半端な時間の位置からスタートすることになり、空転した分だけ12時を超えて動いていってしまいます。

ただ、ケースに入っている時は、男女の足元のプラスチックのカバーのWの形をした部分と針の下の突起部がぶつかって、12時を超えることが無いようです。

カバーで針の動く範囲を規制している

時針が1時に戻り切らなかったら、その時間分だけ12時で居座ります。そして、1時まで戻れば次からは正しい時間を指すことになりますが、結構な割合で空転が起こるようです。

どうも針が重すぎるようです。それほどトルクが無いクオーツムーブメントに重い針を付けたのが故障の原因のようです。ただ分針は常に正しく動いているみたいです。

まぁ、オモチャとして購入したので構いませんが、この時計のために専用のモジュールを作成するとは気合が入っていますね。

 

説明書が無いので、最初、針の合わせ方に悩みました。分針は一度ボタンを押すと2分

進みます。セット後の実際の針の動きも1分毎には動いていないと思います。時針は1時間ずつ動きます。

ただ、時針を合わせた後に、分針が動くと時針が1時間進みます。ということで、時針を合わせる際は、1時間前に合わせておくと、2分ぐらいすると1時間進んで時刻が合います。この動きが正しい動作なのかは不明です。

 

DIME 2023年5月号

DIMEの2023年5月号の付録は電子メモパッド付きの電卓です。

DIME 2023年5月号

特集記事は「タイパを上げる ミニマルライフ入門」です。毎月色々なガジェットを付録として付けている雑誌の特集としては矛盾している感じもします。

ミニマル化のための携帯アプリの紹介とか、グッズの紹介が載っている、なかなかシュールな特集でした。

タイパ(=タイムパフォーマンス)という言葉が流行っているようですが、そんなことをゴチャゴチャ考えているよりは、必要なことをさっさとやればいいだけのような気がします。

僕は、ミニマル化からほど遠い生活を送っていて、それによって生きにくいと感じることはないので、あまり参考になる特集ではありませんでした。

ということで、ミニマルギアの付録の電卓の紹介です。

電卓は12桁まで表示できます

電卓と電子メモパッドがくっついたものです。

電卓の真ん中に「Bravo!」と大きく書かれているのが、なかなかのセンスです。大きく面として空きがあるから何かの文字で埋めたくなるのでしょうか?

付録の電卓

ほぼ同等の商品が1,500円程度で販売されているので、1,200円で雑誌も付属(どっちがメイン?)しているのは安いのかもしれません。

せっかくなので、電子メモパッドでHAMILTONのMurphを描いてみました。

電子メモパッド

書いたものを消去するにはボタンを押せばいいのですが、一気に全面が消えるので、部分的に修正できません。

全面が消えます

電子メモパッド用のペンは、本体内に収納できますが、取り出すのは固くて苦労します。

タッチペン

電卓用の電池を入れる部分と、タッチパッド用の電池を入れる部分が別になっています。

電卓の電池はLR1130

電池メモパッドの電池はCR1220

この電子パッドは、データとして残せるわけでもなく、部分的に修正も出来ないので、メモ用紙と鉛筆の方が電池も不要で便利な気がします。電卓もソーラーだったら電池切れを気にしなくて良いので、あと一歩という感じでしょうか。

 


 

 

フランクミュラー コンプリート?

今日、レモンタルト味のコアラのマーチを発見しました。

レモンタルト

チョコレートやいちごのパッケージよりフランクミュラー色が強く出ています。

箱の側面にも書いてありますが、フランクミュラーパティスリーで人気のレモンタルトをイメージした味ということなので、フランクミュラーパティスリーの宣伝も兼ねているのでしょうね。

説明

これで、3種類全部揃いました。ただ、実際には球場で配られた特別なパッケージも存在するようです。

3種類揃いました

過去の記事はこちら

 

ORIENT Mako

このブログの中の記事で、定期的にアクセスランキングの上位に来るのが、オリエント(ORIENT)のMako XLのページです。最近もアクセスランキングが上がっていたのは、おそらくMakoの新色が発売されたからだと思います。

ORIENT Mako RN-AA0818L

昨年(2022年)10月にオリエントの公式オンラインストアがオープンしてMakoのストア限定品が2種類販売されました。この色が好みだったので予約してありました。

そして今回、2023年3月16日発売にブルーカラーの限定版が追加されました。オリエントマコシリーズの文字盤のインデックスの種類としては、バーインデックス、ドットインデックスと、このモデルのアラビア数字が12時、6時、9時に配置されたものの3種類あります。

Makoというモデル名ですが、元々は愛称として呼ばれていただけのようです。プレスリリースにも「裏ぶたにドルフィンアイコンをあしらった本シリーズは、2004 年の登場以来「オリエントマコ」という愛称で親しまれてきました。」と記載があります。

Makoはアオザメの意味なので、なぜドルフィンの絵なのでしょうか?

予約してありました

この、RN-AA0818Lは、200本限定で、裏にはLIMITED EDITIONの文字とシリアルナンバーが刻印されています。

正面

このマコですが、おそらく一般的にはMako IIと呼ばれている形だと思います。

オリエントの元々の輸出用ダイバーモデルには以下のようなバリエーションがあります。

 

Mako

Mako USA

Mako II

Mako USA II

Mako III (Kamasu)

Mako IV (Kamasu II)

Mako XL

Kanno

Ray

Ray II

Triton

 

このうち、MakoMako USA、Mako XL、Rayは、曜日変更のプッシャーが2時位置に付いています。Cal.46943というムーブメントが使用されているタイプです。

MakoMako IIのUSAモデルはミネラルガラスからサファイアクリスタルに強化されたモデルのようです。

Mako XL、Kannoは44mm径のモデルで、MakoMako IIのようにMako XLからKannoになって、ムーブメントが曜日変更プッシャーが無いCal.F6922に変わったもののようです。

Tritonは4時位置にリューズがあるタイプのもののようです。パワーリザーブ表示が付いたものもあります。

 

Mako/Ray/Kamasuは針、文字盤、ブレスレットの違いで名前が決まっているのか何なのかが今一つはっきりしません。

 

今回購入したRN-AA0818Lは、サファイアクリスタル風防で、Cal.F6922を搭載しているので正確にはMako USA IIタイプということになるのかもしれません。

バックルは値段が値段なのでプレスです。

バックル

このブルーがさわやかで気に入っています。

Mako 着用写真

Mako XLとの違いを見てみましょう。

Mako XL

こう見ると、Mako XLは大きいですね。腕周りが細い人はMako XL、Kannoは大きすぎるかもしれません。

 

過去のMako XLの記事はこちら

 

またフランクミュラー

先日、フランクミュラーパティスリーの記事を書きましたが、今日もフランクミュラーです。

とりあえず、話題の「フランクミュラー x コアラのマーチ」が売っていたので、購入してみました。

コアラのマーチ

スーパーマーケットで、「いちご」のパッケージはフランクミュラータイプだったのですが、「チョコレート」は通常のパッケージでした。もしやと思い、通常バージョンの後ろの方を見ると、フランクミュラーバージョンでした。

ということで、2種類ゲットできました。

「レモンタルト」味は、スーパーではまだ売っていなくて、コンビニの棚では空になっていました。「フランク ミュラー パティスリー」の「レモンタルト」をイメージしたフレーバーとのことです。

www.lotte.co.jp

 

前回のフランクミュラーパティスリーの記事はこちら

 

フランクミュラー千葉ロッテマリーンズのスポンサーということで、ロッテとのコラボレーションなんでしょうね。ただ、コアラのマーチを購入する層と、フランクミュラーを購入する層が全く違う気がしますが、何か良い効果があるのでしょうか?

 

初「フランク ミュラー」?

ホワイトデーで、妻にフランク ミュラー パティスリー ギンザ シックス(FRANCK MULLER PATISSERIE GINZA SIX)のお菓子をプレゼントしました。

僕にとって初めてのフランクミュラーです。

初めてのフランクミュラー(パティスリー)

特に、日本酒のお猪口がついたチョコレート「大吟醸ショコラ」が欲しかったのです。このお猪口、おしゃれですよね?

大吟醸ショコラ

あとは、3月10日に発売されたばかりのホワイトデー・春限定の「マカロン プランタン -サクラ-」も購入しました。

カロン

一緒に入れてくれた保冷材もフランクミュラーの特注のものでした。

保冷剤

ギンザシックスに受け取りに行くと、手提げのしっかりしたビニールバッグに入れてくれたのですが、メルカリ等で転売されるほどこのバッグは人気があるみたいです。

バッグ

3,000円以上購入するとこのバッグに入れてくれるみたいです。

フランクミュラーパティスリーの店舗は世界でも日本のギンザシックスのみなので、近くに住んでいない人は購入することができません。通販もやってくれれば、良さそうですが・・・。