普段の記録用のカメラとして、Canon PowerShot G7Xを使っていました。購入したのは2014年10月の発売と同時なので、もう10年近く使っていることになります。
真冬にレンズ内が結露したり、大きなゴミが1番玉の裏に付いてしまっているのですが、撮影した映像では気にならない程度なので、放置しています。また、キヤノンの修理サービスも終了しているので、メンテナンスに出すのも難しそうでした。
分解して掃除をしてみようと思っていたのですが、起動しなくなったら困ります。
そうこうしているうちに、G7X Mark IIIも販売終了になるという噂が出てきました。公式オンラインショップでは「納期未定 ※現在受注を停止させていただいております」という状況でした。
G7X Mark IIIは、大手の通販サイトでは売り切れか、プレミアム価格という状況になっていたので、一番安いところを探して購入しました。
箱はかなり簡素です。バッテリーはG7Xと同じなので、チャージャーは保管しておきます。
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アクセサリーも販売終了になる可能性が高いので、購入しておきました。まずは、「ソフトケース CSC-G12(ブラック) 」です。
ブラックとなっていますが、かなり青色が強い気がします。G7Xも専用のケースを購入してありますが、旅行のときぐらいしか使っていません。
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G7Xはリモコンを使うことが出来なかったのですが、Mark IIIでは別売りのリモコン「ワイヤレスリモートコントローラー BR-E1」があります。G7Xは、タイマーを駆使して撮影していました。
アクセサリー一覧を見ると「トライポッドグリップ HG-100TBR」に「ワイヤレスリモートコントローラー BR-E1」が含まれていることが分かったので、トライポッドグリップを購入しておきました。
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G7X Mark III用の液晶プロテクターも購入。
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保護フィルムが届いたのは、カメラが届いた少し使った後だったので、液晶を丹念に清掃してからフィルムを貼りました。
液晶に付いた指紋汚れはレンズワイプ等でしっかり落としてから、チリを飛ばして、何も液晶の上に乗っていないことを確認して、慎重にフィルムを張り付けます。
気泡やゴミが入っていないことを確認したら、保護フィルムの保護フィルム(ややこしい)を剥がして完了です。
G7XとG7X Mark IIIの比較
外観の大きな違いは本体にグリップ部が追加になったのと、ボディがラバーで覆われていて滑りにくくなっていることです。
触った感じでは、トップカバーが金属からプラスチックに変更されているみたいです。
確かにG7Xのボディは金属に塗装で、グリップ部もないので滑りやすいのですが、個人的にはG7X初代の質感の方が好きです。触った時の金属の冷たくて剛性のある感覚が、高級なカメラという感じがします。
ボタン類の配置は同じなので、交互に使っても戸惑うことはありません。上面も同じ構成になっています。
液晶はG7X初代は上部のヒンジが1か所です。
G7X Mark IIIは、2か所のヒンジによって、上向き下向きの両方に対応できます。
レンズ周りのコントロールリングのローレットが変更になっています。
G7X初代は綾目タイプで、Mark IIIはストレートです。回した時に初代は全面のレンズの周りの平面の部分も一緒に回転しますが、Mark IIIでは、全面の平面部分は固定されていて回りません。
回転のクリック感は弱くなっていて、カチカチ音が小さくなっています。
レンズユニット自体は同じようです。
古いコンパクトカメラがブームになっているようですが、かつて高級コンパクトと呼ばれたコンパクトカメラは消えてゆくのでしょうか?
雑感
最近はPCを所有する人も少なくなってきましたし、タブレットさえ持たずに、スマートフォンのみという人が多いと思います。スマートフォンの画面サイズで見ている限りスマホカメラで何も問題ないと思いますが、望遠や暗所での撮影では、明らかに差があるので、僕はコンパクトカメラを使い続けています。
「G7XとG7X Mark IIIの比較」以降の写真は、iPhone15Proで撮影したものですが、「回転リング」の写真は画像処理で絵がモロモロになっています。