OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

Leica M10-Rのファームアップ


イカからファームウェアのアップデートのメールが来ていました。

新しい電子ビューファインダーのVisoflex2に対応するためのものとのことなので、他のアップデートが無ければ、特にアップデートする必要はありません。ただ、記載されていない内容も修正されているかもしれないので、とりあえずアップデートしておきました。

SDカードに新しいファームウェアを入れて、メインメニューのカメラ情報のカメラファームウェアを見ると赤く、マークが出ています。アップデートがあるということなのでしょう。

クリックすると、アップデートの確認画面になります。Yesを押すとアップデートがスタートします。

バージョン確認

まずは、圧縮を展開

展開

展開が完了すると、アップデートが開始します。

開始

インストールが終了すると、最適化が始まります。何の最適化でしょうかね?

最適化

「アップデートに成功しました」ということで、一安心です。

完了

ところで、Visoflex2は、従来のVisoflexと比べて何が進化したのでしょうか?

デザインは四角くなり、背も低くなったので、カメラのデザインにマッチしそうです。

Visoflex2 (Leicaホームページより)

Visoflex (Leicaホームページより)

違いは、表示画素数が240万画素から370万画素にアップし、有機ELになったことでしょうか。

視度調整と角度を変えられるのは変わりませんね。ただ、残念なことにGPSが搭載されなくなってしまいました。携帯用のアプリのLeica FOTOSのGPS連携機能を使用すれば、携帯の位置情報をBluetoothでカメラに伝えて記録できるようです。

そういえば、今まで、Visoflexを使用して撮影した画像にGPSが記録されていなかったような・・・。昔の画像を確認しても、位置情報が入っていません。

ということで、実機でテストしてみます。

Visoflex

マニュアルを見ると、「この機能の操作は、カメラのメニューで行います。」と書いてあります。

マニュアル

メインメニューを見ると、GPSがOFFに・・・。

確かに

ということで、今まで記録されていなかったのは、OFFになっていたからでした。

ONに

試し撮りをしてみます。家のベランダから、道路を挟んだ向かい側の会社の木を撮影してみました。

ベランダから

撮影した画像のExif情報を確認すると、GPSの情報が入っています。

GPS情報が入っています

とりあえず、Visoflexを外して、付け直してもONが維持されるようなので、問題なさそうです。