OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

Revopoint POP 3D Scanner

クラウドファンディングで購入した、POP Scannerをテストしてみました。

POP Scanner

三脚付き

本格的な3Dスキャナです。

現在は、通常に販売されていますが、クラウドファンディングの値段に比べるとかなり高いようです。

 

業務用のスキャナーと同じようなスキャンができるものですが、かなりコツが必要です。

外観

先日購入したスパーカー消しゴムのように、単色で反射が激しくないものは、スキャンしやすいみたいです。

スーパーカー消しゴム

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ターンテーブルで回転しながらスキャンすると、このようなモデルが出来上がります。

編集後

少し表面にツヤがあるモデルカーだと、一気に取り込みが難しくなります。例えば、このアストンマーチンのモデルカーをスキャンしてみます。

モデルカー

点として取得できるのはこれぐらいです。ピラーも厳しいみたいです。透明な窓は無理なのは分かりますが、ホイールも一切データが取得できていません。タイヤも黒色なので、無いものとされてしまいました。

ポイントデータ

とりあえず、これをメッシュデータに変換すると、このようになります。データがある部分は、それなりに精細に取得できています。

メッシュ変換

テスト用に付属していた、つや消し白色の人形は、非常に簡単に綺麗にデータが取れます。

デモ用フィギュア

こういう簡単にデータが取得できるサンプルを付属させておかないと、他のものだと本体が故障していると思われてしまうのかもしれません。

人の肌のような反射しないものも比較的に簡単に綺麗に取り込むことができます。

黒いボディのカメラだと全然取り込めませんでした。時計もシルバーだったり反射が高くて、全く取得できません。
昇華タイプのつや消しスプレーが販売されているので、透明体や反射するものは、それを使えば良さそうです。スプレーしてスキャンしたら、放っておくと自然にスプレーの成分が昇華するというものです。