前回は、BenrusのMIL-W-3818B、GG-W-113を紹介しました。
私の持っているものは、ムーブメントはDR2F2でしたが、GG-W-113では、Benrus GY1L2というムーブメントも使用されてたようです。DR2F2、GY1L2、どちらも17石です。
さて、ハミルトンのGG-W-113に行きましょう。
刻印
FED. STOCK NO. 6645-00-066-4279
MFG. PART NO. 92230
CONT NO. GS-03S-44828
SERIAL NO. 06333
DATE JUN 1976
MOVEMENT Hamilton 649 (17石)
ハミルトンのGG-W-113の文字盤の特徴としては、3,6,9,12時のアワーマーカーの三角が正三角形ではなく、少し細長い2等辺三角形となっています。
そしてもう一つのGG-W-113
刻印
FED STOCK NO. 6645-00-066-4279
MFG. PART NO. 39986
CONT NO. GS-0WS-51982
SERIAL NO. 742398
DATE OCT 1982
MOVEMENT 447 S.T.CO. (7石)
この時計、今回初めて裏蓋を開けたのですが、447 S.T.CO.という刻印がされた7石のハック機能なしのムーブメントを搭載しています。これは、ドイツのムーブメントメーカーDuroweの7420/2というムーブメントと同じもののようです。
今まで、HamiltonのGG-W-113に搭載されているムーブメントとしては、649, 685, ごく僅かに849、だと思っていたのですが・・・。
基本的にGG-W-113は17石の649がメインで、ハック機能付きなので、447 S.T.CO.でハック機能なしで、文字盤のH3マークだとGG-W-4637Bのようです。
スクリューバックのGG-W-113は1982年頃から出来たみたいなので、裏蓋は本物だと思いますが、裏蓋だけが変更されたのか、実際にこのようなものが存在したのかは不明です。
情報をお持ちの方、コメントをお願いします。
Khakiの9219シリーズは、スクリューバックでムーブメントは649なので、GG-W-113のスクリューバックで、649搭載のものをお見せして、終了する予定だったのですが・・・。もう少し調べてみます。
ということで、繋ぎとして次回からはMIL-W-46374に移行して行きたいと思います。
タイトルのハミルトンカーキからどんどん外れてしまいますが、流れが分からなくならないようにこのままのタイトルで続けます。