今日、「LOW BEAT No.20」のアラームウォッチの特集を読み返していて、BENRUSのアラームウォッチの記事を書いていなかったことを思い出しました。
ということで、今回は、BENRUS WRIST ALARMです。
昔からアラームウォッチが欲しいと思っていて、BENRUSのWRIST ALARMはeBayでずっと探していました。ただ、状態の良い個体がほとんど無くて、そこそこの状態のものでも値段が高くて買う気がしませんでした。
そうしたら、本家BENRUSがWRIST ALARMを数量限定で復刻し、HODINKEEショップで独占販売するというではないですか!
これは何としてでも手に入れないといけないと思って購入したのがこれです。
ただ、この時計がいわく付きのものになるとは、購入時は思いませんでした。HODINKEEに注文してから数日後にメールが来ました。発売時の説明と違った部分がある可能性があるので、全額返金か、250ドルのギフトカードを受け取るかのどちらかが選択できるという内容でした。
元々の発売時の解説には、A.Schild SAの未使用のアラームムーブメントが奇跡的に見つかり、それを分解して仕上げ直して組み込んだと記載していました。
ただ、実際には、A.Schildのムーブメントではなく、ソ連のPoljotムーブメントを使用しているのではないかという疑問が出てきて、信憑性がハッキリしないため、発売を中止し、既にオーダーした人には上のような処置がなされたということです。
見た目は、昔のWRIST ALARMそのものです。
裏には限定500本の刻印が・・・。
ちゃんとアラーム機能は動作します。
結局、250ドルのギフトカードを貰っても割高感はありましたが、BENRUSのWRIST ALARMは欲しかった時計なのと、いわく付きの商品になったこの時計もある意味面白いと感じてしまったので、購入することにしました。
実際に、何人の人に販売され、何人の人が返金を依頼したのかが分からないので、市場にどれぐらい存在するのかが分かりません。
HODINKEEの記事も削除され、発売時に取り上げられた記事もほとんどが削除されています。存在が無かったことにされています。そもそも、なぜこのような事態が起こってしまったのかが明確にされないまま、闇に葬り去られようとしています。
おそらく、現在のBENRUSは、ブランド名を利用した商売なんだと思います。時計製造の業者か誰かに騙されたのかもしれませんね。
以前、STRUMANSKIEのアラームウォッチを紹介しました。このムーブメントと今回使用されているムーブメントは同じなんだと思います。
LOW BEATのNo.20は、アラームウォッチの特集が掲載されています。
昔、アラームウォッチに汎用的に採用されていた。A Schildのムーブメントの解説もあります。
ジャガールクルトのメモボックスが欲しいのですが、ちょっと高いですね。
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音が鳴ると、会社では使用しにくいので、振動だけのアラームウォッチってありませんかね?素直にスマートウォッチを使用するのがベストなんでしょうが・・・。