OptoEleMechの日記

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ロシア時計(その3) STURMANSKIE(シュトゥルマンスキー)アラームウォッチSTRELA

ロシア時計の第3弾は、STURMANSKIE(シュトゥルマンスキー)のアラームウォッチSTRELAです。

モスクワ第一時計工場(POLJOT)で生産された、希少なリストアラームムーブメント( Poljot 2612.1 caliber)を使用しています。

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ストレラ

アラーム付きの腕時計が欲しいと思っていた時に、格安で入手することができたのは、STURMANSKIE(シュトゥルマンスキー)の、このモデルだけでした。

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ケース

裏の刻印は、こんな感じです。

2012年にムーブメントの生産は終了となったのですが、2019年に未使用のアラームムーブメントが発見され、世界限定300本の「STRELA」が発売されました。これはもっと前に購入しているので、限定復刻前のものです。

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アラームといっても、チャイムのような音ではなく、「ジーッ」っとなるだけです。

ジャガールクルトのポラリス・メモボックスのようなきれいな音がなるアラームが本当は良いのですが、金額が全然違います。

リューズはアラームの設定と、時刻設定の2つになっていて、それぞれ、鐘と針の刻印が入っています。

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時刻とアラームの設定

文字盤の赤い矢印の針がアラーム時刻を示しています。

アラームと時刻のゼンマイは別になっていて、それぞれのゼンマイはそれぞれのリューズで巻きます。アラームは止めなければゼンマイがほどけ切るまでなりますが、最後は勢いもなくなり情けない感じの音になります。