OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

FUJIFILM DS-7

先日、出張で関西方面に行った際に、大阪の実家にも立ち寄りました。

僕が一番最初に購入したデジタルカメラFUJIFILM DS-7が防湿庫に入っていたので、動くかどうか確認してみました。

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FUJIFILM DS-7一式

PCにデータを取り込むためのインターフェースキットには、プリンタ用のパラレルポートのケーブルとシリアルのRS-232Cケーブルが同梱されています。

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正面

Fujifilm DS-7は、1996年7月12日発売で、本体の定価は69,800円でした。

プラスチッキーなボディですが、今の感覚だと値段は高めですね。撮像素子はCCDで、35万画素でした。解像度は最高640 x 480ドット。

 

絞りとフォーカスのスイッチは、機械的に内部の部品が繋がっていて、フォーカスはスイッチの微妙な位置調整で合わせることができます。絞りは2段階の切り替えです。

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上面

小さい液晶が付いています。

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背面

単三電池で駆動できるので、電池を買えば撮影できます。

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電池

メディアスロットは、かなり大きな蓋が付いています。

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メディア挿入口

画像の記録ははスマートメディアで、発売当時はSSFDCという名称でしたが、名称を変更して、スマートメディアになりました。

切手サイズということで、SDカードよりも大きいです。切り欠きがこの写真の側についているものは初期の5V仕様のもので、すぐに切り欠きが反対側についている3.3V仕様になりました。

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スマートメディア2MB

問題なく起動して、撮影もできました。シャッターを切ってから、画像の保存完了まで7秒ぐらいかかります。記録時間が長いことをすっかり忘れていたので、1枚目を撮影したときにカメラが壊れているのかと思いました。

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問題なく写ります

もう25年も前のモデルです。技術の進歩はすごいですね。