先日の記事で、時計にブレスレットの長さを購入者が調整するためのピン抜き工具がついてきたということを書きました。
その工具がこちらです。実際にこれを使用してブレスレットのコマのピンを抜きました。工具のガタつきが大きくて、なかなか狙いが定まらず苦労しました。そしてネジを回すと工具の方が折れそうな感じでした。
プラスチック成形もかなり雑な感じです。プラスチックも硬質プラスチックというよりはかなり柔らかめで、頼りない感じです。交換の先端は5個付いています。
今まで使っていたものはこちらです。プラスチックは硬質ですが、こちらもネジのガタが大きく、あまり精度が良い感じはしません。予備のピンは先端部だけではなく、軸の部分まで含まれています。
予備のピンはこのように収納できますが、邪魔なのでこの穴は使っていません。
台の高さを調節できる機構が付いています。サイドのネジを回すと、くさび型の台がスライドして高さが変わる仕組みになっています。ただ、ネジの長さが短くて、高さが変わるといっても、ほんのわずかです。
これも100円ショップか何かで、500円ぐらいで購入したものなので、あまり良いものではありません。オレンジの方は30mmまでの幅のブレスレットに対応していますが、ブルーの方は22mmまでです。
ということで、精度の悪い工具を使用していて、時計に傷が付くのは嫌なので、時計用工具のブランドとして有名なBERGEONのNo.7230を購入しました。
Amazonでは、BERGEON No.7230としては、プレミアム価格で販売されていますが、エスコの「ピン抜き具」として販売されているものは、BERGEONのものです。
エスコは工具の商社ですね。自社の管理番号で商品を出しているので、実際のブランドの型番とは違って販売されています。
A&Fのピン抜き器は、見た目が同じなので、BERGEONもA&Fも同じメーカーから購入して名前を入れているだけだと思います。
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ただ、ネジの精度とかは良いので、オマケの工具より良さそうです。
高さはスペーサ交換で合わせる方式なので、近いものを選んで、わずかにベルトを斜めに浮かせて高さを合わせるのだと思います。
A&Fの説明を見ると、裏の蓋を開けると予備のピンが入っていると書いてあったので、エスコの裏を開けてみましたが、予備のピンは入っていませんでした。どうみても同じ商品なので、予備のピンが入っているA&Fの方がお得な感じがします。
交換のピンは、660円で販売されています。
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