OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

Breitling Navitimer 1461をオーバーホールへ

先日、下記記事の最後に、ブライトリングがワインディングマシーンに載せたまま止まっているという記事を書きましたが、ゼンマイが巻かれずに止まっていたのではなく、オイル切れで止まっているみたいでした。

optoelemech.hatenablog.com

2011年11月に購入してから10年間、オーバーホールに出していなかったので、オイルが切れてしまったのでしょうね。ということで、ブライトリングの携帯ケースに入れて、百貨店にオーバーホールの依頼をしてきました。

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オーバーホールへ

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ケースにはこのように入れます

このNAVITIMER 1461は、セミ・パーペチュアルムーブメントのブライトリング19を搭載しているので、日付合わせは、閏年の4年に一度だけで2月29日の時だけ調整が必要です。

パテック・フィリップの年次カレンダーは、毎年2月に調整が必要なので、このセミ・パーペチュアルは4年に1度の調整で済むという点では優れているのですが、閏年の2月29日には3月1日に日付が変わってしまっているので、この日だけは日付が出せないことになります。そうなると結局行き過ぎているものは戻せないので、3月1日には3月2日を示すことになるので、日付をぐるっと回してまた1日に合わせなおし、曜日も月も連動してしまうので、月、曜日の針ももう一度合わせなおす必要があります。

年次カレンダーは2月は30日まで表示されるので、3月1日になった日に、閏年ではない年は2回プッシュ、閏年の年は1回プッシュで、3月1日にカレンダーを合わせることができます。日付合わせとしては年次カレンダーの方が簡単ですね。

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NAVITIMER 1461

さて、見積が出てくるのはいつになるのでしょうか。