Tag Heuer(タグ・ホイヤー) カレラのNew Modelが発表されました。CARRERA CHRONOSPRINTです。
予想通りポルシェとのコラボレーションのカレラのグラスボックスでした。
ポルシェの初代911の0-100kmの時間の9.1秒が分かりやすいように、通常だと20秒のところが9秒になっていて、9.1秒まで赤く目立つようにしてあります。
つまりクロノグラフの秒針が0秒からスタートすると大きく速く動いて、その後、回転スピードが落ちて、ゆっくり動いて60秒で1周するという可変スピードの回転のクロノグラフ針を備えているモデルです。
通常の30秒の位置が15秒、45秒の位置が30秒になっています。59秒から0秒の目盛りの幅がかなり太くなっています。この幅で一気に4倍のスピードに加速することになるのでしょうね。
※追記:さっそく公開されたホームページに下記の記載がありました。
「計時の開始時点では、0秒から10秒の間を秒針が素早く走ります。この最初の10秒間はズームされた表示になっており、4分の1秒を正確に見て、計測することが可能です。10秒から15秒までの間は2分の1秒間隔の表示で、それ以降は1秒単位の通常の表示になります。視覚的にスピードを感じさせるデザインなのです。スタートは急速に動き、1分を過ぎると減速するようになっています」 – タグ・ホイヤー ムーブメント・ディレクター、キャロル・カザピ
「1分を過ぎると減速するようになっています」の意味が分かりません、加速じゃないのかな?
秒針のギアのピッチが一定ではないということでしょうか。一定のピッチで刻まれている歯車から、秒針に繋がっている歯のピッチが一定ではない歯車になっているということじゃないかと思います。
ムーブメントはTH20-08でした。
実際の動きをホームページで見ることができます。