OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

CASIO G-SHOCKのノベルティ

昨年末のキャンペーンで、G-SHOCKノベルティが色々貰えましたが、MR-Gを購入した際の特典としてこれを貰いました。

豪華な箱

ウォッチピローセット

同封されていた説明書によると、G、S、Cはメタルバンドモデル用で、Oは樹脂バンドモデル用とのことです。DバックルだとOの中にバンドを通せないからということのようです。それ以外の -、H、Kはディスプレイとしてお楽しみくださいということで、時計を乗せることはできません。

ということで、説明書通りに時計を乗せてみました。

こうなります

左から

メタルG-SHOCK:GW-M5610U-1JF

MR-G:MRG-B5000BA-1JR

通常の電波G-SHOCK:GMW-B5000MB-1JF

フルカーボン:GCW-B5000-UN1JR

 

G、S、O、Cだけ時計を乗せる上の部分が斜めになっているので、時計を乗せていないときは文字の高さが一定でないのが気になります。

時計なし

以前からGはノベルティとして存在しましたが、ウォッチピローとして使えない文字も追加して、「G-SHOCK」を作成するとは思いませんでした。

 

こちらは以前の「G」だけのウォッチピローの記事

 

 

台北101

台湾に出張に行っていたので、更新が開いてしまいました。

帰国前に少し時間があったので、台北101に寄って、時計店を見てきました。

台北101

台北101は2004年に完成し、地上101階建てで、高さは509.2mです。2007年7月にドバイのブルジュ・ハリファに抜かれるまでは、世界一高いビルでした。ほとんどはオフィスですが、6階まではショッピングモールがあります。

もう春節ムードです

ショッピングモール部分は、このような感じです。

ショッピングモール部分

入っている時計・宝飾ブランドをホームページから引用すると以下の通りです。

時計・宝飾ブランド

3大時計ブランドが同じところで販売していることはほとんど無いのではないでしょうか?あとランゲ&ゾーネがあれば5大ブランドが揃うことになるのですが、ありませんでした。

日本だと、ゼニス、ハミルトンなんかがデパートには良く入っていますが、ありませんでした。

上の一覧は「インターナショナル・ジュエリー&ウォッチ」で出てくるブランドですが、なぜかswatchは出てきません。あとワインダーのSwissKubikも店舗があります。

なぜか除外されているswatch

パテックフィリップの店舗は、フロアガイドには世界最大店舗のマークが付いていましたが、スイス本店のサロンよりも大きいような感じはしませんでした。

パテックフィリップ

店舗の前にはオブジェがありました。

オブジェ

以下、店舗の写真を並べます。

IWC

HUBLOT

ヴァシュロン・コンスタンタンジャガー・ルクルト

SwisKubikに置いてあった金庫型の時計保管庫

ブライトリングのブティックは台湾にここしかないようです。

ロンジン、ブライトリング、ピアジェ

チューダーはロレックスの隣にあります。同じ販売店が経営しているようです。

TUDOR

タグ・ホイヤー

タグ・ホイヤー

地下にswatchがあります。

SWATCH

2024年辰年コレクションが展示してありました。

2024年モデル

隣にはTISSOTがあります。

TISSOT

オーデマピゲも入っています。台湾にはここ以外にすぐ近くの、遠東百貨店の信義A13という店舗の1階にもブティックがあります。

オーデマピゲ

ショパール

ブレゲ

ブランパン

SHHは時計販売店のようです。いくつかのブランドを取り扱っています。フランクミュラーも置いてありました。

SHH

ということで、台北101に行くとほとんどの有名な時計ブランドを一気に見ることができます。免税手続きもビル内で出来るので、非常に便利だと思います。

 

 

スイス旅行(その13)ゼニス(Zenith)

ル・ロクルの駅から数百メートル歩いたところにゼニスの工場があります。

経路

工場見学はゼニスのホームページから予約できます。

www.zenith-watches.com

朝9時から昼過ぎまで3時間以上かけて説明してくれます。予約時にはお客様駐車場で待ち合わせと書いてありましたが、実際にはゼニスのブティック内で待ち合わせでした。

 

ゼニスのブティック

少し早く着いたので、ブティックでも見て待っていようと思って入っていったのですが、工場見学の参加者か聞かれ会議室に案内されました。

ZENITH

ブティックは2階です。

2階

他の参加者が来るまでの間、コーヒーを飲んで待ちます。

コーヒー

クロワッサンも出てきました。

クロワッサンも

会議室で、簡単に会社の歴史等のプレゼンテーションを聞いた後、ツアーのスタートです。受付横の扉が工房に繋がっています。

スタート

説明員について、工房内を移動していきます。

移動

ムーブメントの簡単な説明。

ムーブメント

研究開発センター内で、3D-CADでどのようにムーブメントを設計しているかの説明を設計者から直接聞きます。設計者は数名しかいないようです。(2人だったか、4人だったか、そんな人数です。)

R&D

歴史をもう一度ざっと説明を受けて、各工程の説明を聞きます。

歴史

 

建物を移動

壁には、ZENITHの文字と、創業者のジョルジュ・ファーブル=ジャコ(GEORGES FAVRE-JACOT)の頭文字のG.F.J.が並んでいます。

実際に時計を加工している工房内に入って見学ができます。

工場内

打ち抜き用のパンチの説明を聞いて、実際に機械で加工実演してくれました。

パンチ

そして、有名なシャルル・ベルモ(Charles Vermot)の屋根裏部屋を見学することができます。

屋根裏部屋

クオーツ危機に直面したゼニスがエル・プリメロを含む機械式時計の生産から撤退し、製造設備も破棄するように親会社から命じられた際に、シャルル・ベルモが製造に必要な型等を屋根裏部屋に隠して置いておいたことにより、再生産が可能となったという、その屋根裏部屋です。

屋根裏部屋

詳しいことは、Webの記事を読んでください。

 

治工具

治工具類

引き続き工房内を見学します。

工場内

最後に博物館的な展示を見て、ファクトリーツアーは終了です。

博物館

その後は、併設されているブティックでセールスの人に説明員がバトンタッチされ最新の時計を見せてもらいます。

ブティック

このブティックには特別なモデルがあります。

マニュファクチュールエディション

それが「クロノマスター リバイバル マニュファクチュール エディション」です。

 

2018年11月にかの屋根裏で発見された、プロトタイプの文字盤を復刻したモデルで、ゼニスは子のブティックを訪問した人だけが買えるモデルとして、販売を開始しましたが、すぐにコロナウィルスの影響で工場が閉鎖となり、販売が中止されました。

僕は、その頃、工場見学に行って購入しようと計画をしていましたが、コロナによって旅行が出来ない状況になってしまいました。

その後、暫定処置として一部地域でeコマースでの販売を開始しました。僕は、日本でゼニスがeコマースを開始して、このモデルが販売されると知って、すぐに購入しました。そして、今回、里帰りが実現しました。

セールスの人にどうやって入手したのか聞かれたので、コロナの間、eコマースで購入したことを説明しました。ネットで購入できたのはわずかな期間だけだったみたいで、少しだけしか販売しなかったようです。

里帰り

現在は、またオンライン販売は終了して、ここでしか買えないようになっていると聞きました。

そもそもゼニスって年間生産本数が少ない会社です。年間2万5千本ぐらいしか生産していないようです。工場の従業員も数百人程度とのことでした。

 

これで、今回のスイス旅行の時計関連の見学は終了です。

いつも通り、ほとんど文章が無く博物館や工房内の写真は極力省いた記事となりました。この一覧の記事によって興味をもってもらって、訪問方法や、行き方を詳しく知りたくなった方は気軽にコメントをください。

 

 

スイス旅行(その12)ル・ロクル時計博物館(Musée d'Horlogerie du Locle)

ラ・ショードフォンから、ル・ロクルに移動しました。

9分で着きます

駅からル・ロックル時計博物館までは徒歩で20分ぐらいかかります。高低差があるので結構坂を上らないといけません。

駅の裏の階段を上るとミュージアムの標識があるので、それに従って進んでいきます。

駅から続く階段

ル・ロクルの駅が見渡せます。

ル・ロクル

反対側の山の中腹にTISSOTが見えました。

TISSOT

どんどん坂道を歩いていきます。

坂道

途中で大きな看板があるので迷ううことはないと思います。

標識

入口までたどり着きました。

入口

このお屋敷が博物館です。

博物館

中に入るとクリスマスツリーがありました。

クリスマスツリー

ムーブメントの細かい部品に関する年代ごとの展示がありました。下の写真は音叉時計のブローバ、アキュトロンの部品です。

ムーブメントの説明の展示

各部屋に、からくり時計や、クロックの展示があります。

展示室

時計の修理工房もありましたが、特に作業は行われていませんでした。

修理工房

入り口では本やグッズを販売しています。

売店

TISSOTの限定モデル

 

スイス旅行(その11)国際時計博物館(Musée international d'horlogerie)

Le Brassus(ル・ブラッシュ)のHôtel des Horlogers(オテル・デ・ホルロジェ)をチェックアウトして、ラ・ショードフォンにあるスイス最大の時計博物館の国際時計博物館に向かいました。

ラ・ショードフォン

朝、ル・ブラッシュを出て、昼頃に国際時計博物館に到着しました。

移動経路

ラ・ショードフォンの駅から歩いてすぐのところにあります。

MIH

国際時計博物館までの経路

スイス最大の時計博物館ということもあって、展示物の量は膨大です。時間の概念の始まりから順番に展示が進んでいきます。

展示1

古い時計から新しい時計へと展示が進んでいきます。途中で、時計製造技術についての説明や展示もあります。

展示2

 

国際時計博物館を見終え、近くにある、トゥール・エスパシーテ(Tour Espacité)という無料の展望タワーに上ってみました。

トゥール・エスパシーテ

ラ・ショードフォンと隣町のル・ロクルは、時計製造の町として世界遺産に登録されています。とりあえずエレベーターで14階まで上ると、ピッツェリアがあって、その周りが展望スペースになっています。

14階へ

ぐるっと1周できますが、たまにレストランで食事をしている人と目が合います。

展望回廊

世界遺産の街並みが一望できます。

町が見渡せます

このあと、ル・ロクルに移動します。

 

 

スイス旅行(その10)オテル・デ・ホルロジェ (Hôtel des Horlogers)

ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲ (Musée Atelier Audemars Piguet)の見学を終えて、今日の宿泊先のHôtel des Horlogers(オテル・デ・ホルロジェ)に向かいます。

ホテル

ここは、2022年6月にグランドオープンしたばかりのオーデマピゲが作ったホテルです。

ホテル

LEONの紹介記事はこちら。

詳しくはホテルのホームページを見てください。

 

裏から見ると、特徴的な形が分かります。斜めの段が重なったようなデザインです。

入ってすぐ横のライブラリーの天井を見ると少しずつ傾斜しているのが分かります。

ロビー

オーデマピゲの「ロイヤルオーク」の大型本が展示してありました。

廊下はこのように坂になっています。

表参道ヒルズのよう

表参道ヒルズとよく似た感じで、スロープで階を移動していきます。

廊下

部屋の中もこのようにモダンなデザインです。

部屋

壁も渓谷のようなデザインになっています。

モダン

お土産が置いてありました。

お土産

水はガス入りと2本用意されています。

バスルームも白と黒の色遣いで綺麗です。

洗面所

シャワーブースもシンプルです。

シャワー

ということで、ホテルを堪能して就寝。

次の日、朝食はビュッフェ形式で、ヨーロッパの一般的なビュッフェと内容は一緒できたが、一つ一つの素材は良いものを選んでいる感じです。

朝食

ビュッフェ

サーモンの厚みがかなりありました。

ビュッフェ

名残惜しいのですが、1泊だけで次の目的地に向かうためチェックアウトです。

ホテル入り口

駅の目の前には建設中のオーデマピゲの新しい社屋があります。

建設中の社屋

キャンパス・アークという名前のようです。

看板

結構大きな建物です。

工事中

駅には既に電車が停まっていました。

 

スイス旅行(その9)ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲ (Musée Atelier Audemars Piguet)

Le Brassusは近代的な駅舎です。

Le Brassus

駅から10分ほど歩くと、ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲに到着します。

ここは、本社入り口。

Audemars Piguet

その先にミュゼ アトリエ オーデマ ピゲの入り口があります。

ミュゼ アトリエ オーデマピゲ

このような案内板があるので、間違いがないことが確認できます。呼び鈴を押して、ミュージアムツアーに参加する旨を伝えます。

案内版

ツアーの申し込みは、ホームページで事前に行っておく必要があります。

museeatelier.audemarspiguet.com

待合室に通されて、他の参加者が揃うのを待ちます。今回は、アメリカから2組、イギリス、フランスからの参加が1組ずつ。そして僕たち夫婦の合計10人でした。

待合室

オブジェ

飲み物とチョコレートをいただきながら、雑談をしながら、イントロダクションを聞きます。

コーヒーとチョコレート

コーヒーカップはジュウ渓谷の形とオーデマピゲの新社屋の渦巻状の建物のデザインです。

カップはジュウ渓谷とオーデマピゲの社屋のデザインです

この建物から裏に抜けると、新社屋の渦巻の建物に繋がっています。最初に建物の説明のための模型があります。

模型

すぐ近くのオーデマピゲのホテル「オテル デ オルロジェ」の模型もあります。

オテル デ オルロジェ

奥に進むとやはりクリスマスツリー。

クリスマスツリー

渦巻は中から見るとこんな感じです。

渦巻

最初は歴史の説明からスタートし、初期の懐中時計が並んでいます。

懐中時計

時計の仕組みの説明がいくつかあります。

時計の仕組みの説明

アンクルとガンギ車の役割

歴史的に重要なコレクションが展示されている建物の中心に向かいます。

歴史的なコレクション

一連の歴史的コレクションを見たら、デザインの説明と、原宿のAPラボでもおなじみの、ヘアライン仕上げの体験、ペラルージュ仕上げの体験ができます。

CODE 11.59のデッサン

サンドペーパーは3Mの80μmのものを使用していましたが、結構粗くヘアラインが入ります。本当の仕上げはもっと細かい気がします。

ヘアライン仕上げのサンドペーパー

ペラルージュを加工するマシンはAPラボで使用されているプロクソンではありませんでした。

ペラルージュ

その後、最近のモデルの展示を見て、からくり仕掛けのアートの部屋を見学しました。

からくり

最後は、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ ウルトラ コンプリケーション ユニヴェルセル (RD#4)を説明する部屋があり、そこでツアーは終了です。

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ ウルトラ コンプリケーション ユニヴェルセル (RD#4)

受付をしたところのスーベニールショップを見て、各自、好きなものを購入して解散です。

ジュウ渓谷をラインで表したオブジェも売っていました。面白いのですが、買いませんでした。

スーベニールショップ

ポストカード、ミュージアムの冊子を購入したら、さっとチョコレートをオマケで付けてくれました。

ポストカード

オマケで貰ったチョコレートは、普通に売っていたので買っている人もいました。

チョコレート

外はすっかり暗くなっています。

外は暗くなっています

ということで、参加者にお別れの挨拶をして帰りました。

見学終了

夜の写真も撮っておきました。