プログラムを確認して、表示を変更してみましたが、問題なさそうです。
どうも、赤外線センサーがシャッターから遠すぎて、余計な赤外線を拾い過ぎていたようです。センサーに近づけると結果が変わることが分かりました。
とりあえず、センサーに真っすぐ来た赤外線だけをなるべく拾うように紙の筒を付けてテストしてみました。
何となく、近くなりましたが、まだ0.5msec以上の差があります。
とりあえず、スピードを変えて測定してみました。
スピード | msec換算 | 計測結果 | 差 |
1/500 | 2.000 | 2.543 | 0.543 |
1/1000 | 1.000 | 1.575 | 0.575 |
1/2000 | 0.500 | 1.096 | 0.596 |
1/3000 | 0.333 | 0.974 | 0.641 |
1/4000 | 0.250 | 0.835 | 0.585 |
何となく、差が似たような値になっています。
平均すると、588usec長く測定されているようです。
筒の径分の光を拾っているのかもしれません。ピンホールのようなものを前に置いて、更にオシロスコープを繋いでテストしてみました。
自作テスターでは2.220msecという計測結果が出て、オシロスコープの解析結果は、2.224msecでした。
オシロスコープの精度がどれぐらいなのか不明ですが、数usecレベルでは一致しているようなので、問題なさそうです。
センサーから入る光がフィルム面の位置から小さい穴で入るようにしないと、長く光を拾い過ぎてしまうようですね。何となく、あとはケースに入れて、ソフトウェアをブラッシュアップしたら完成できそうです。