長年、自分の部屋で愛用してきたR2-D2のゴミ箱の蓋の付け根(ヒンジ部)が壊れました。プラスチック部品が劣化して折れたようです。
真ん中の足の部分を踏むと、頭の部分が開きます。高さは60cmぐらいある大型のR2-D2で気に入っています。
エポキシ接着剤で補強してみましたが、力がかかる部分だったので耐えられませんでした。プラスチックの厚みが薄すぎるので設計に無理がある気がします。
とりあえず取り外します。
破損したのは、こんな部品です。曲がっている部分がバネの役割をしているようです。
さっそく採寸します。すっきりしない寸法なので、1/100mmまで記載しておきます。
材料のPOMを、おおよその形状に切断します。
何となくの形状に加工していきます。
ピンの穴開けをして、問題なくピンが入るか確認。
本体に差し込む部分の加工をします。
バネになる部分は、すぐに折れそうなので厚めにしておきました。
まぁ、なんとなく形は似せてあります。機能すれば、完全に一致させる必要はありません。
蓋に取り付けて、ピンを打ち込みます。
本体に差し込みます。
問題なく差し込むことができました。
このように蓋が開きます。実際に使うときは、中にもう一つバケツのようなものが入ります。
これで、しばらくは普通に使うことが出来ると思います。もうこの「ごみ箱」は売っていないみたいなので、貴重なのです。