9月に発売予定だったKodak i60が8月26日に発売になっていました。先週届いていたのですが忙しくて開けていませんでした。壊れていると困るので、とりあえず動作確認だけしておきます。
Amazonでは在庫切れになっています。まだ他のオンラインショップで在庫があるところはあるようです。
以前記事に書いたEktar H35 Half Frameは、ハーフサイズ撮影のカメラですが、i60は通常の35mmフルサイズのカメラです。
付属品はストラップと取説へのリンクのＱＲコードが記載されているカードだけです。
フラッシュを押し込むとこんな感じです。
前面のボタンを押すとポップアップします。左上のグレーの格子状のプリントは、露出計の採光部のつもりでしょうか？これによって、一層オモチャっぽさが出ています。
完全なプラスチックのトイカメラですが、そこそこの価格がします。まぁ、今の日本では、何でも高く感じてしまいますね。レンズは31mm F10の1枚玉です。「写ルンです」とほぼ同じですね。裏蓋を開けるとフィルムレールが湾曲していることが分かります。これも「写ルンです」と同じ方式です。フィルムの長手方向だけであっても、曲げることによって、1枚玉で生じる像面湾曲・歪曲収差を少し補正することができます。
ここまで、「写ルンです」と同じであることを考えると、やはり値段は高いですね。
フラッシュ内蔵の「写ルンです シンプルエースSP 27枚撮り」は、2,000円しません。当然ですがフィルムとバッテリー込みの値段ですからね。
シャッタースピードは1/125秒の固定です（ちなみに「写ルンです シンプルエース」は1/140秒です）。いつも通り、シャッタースピードテスターで測定してみましょう。
カメラが軽くて真っすぐ固定するのが難しくて、結果はかなりバラつきました。平均すると1/150秒ぐらいのように感じます。フィルムはISO200/400/800が使用可能とのことですが、絞りとシャッタースピードは固定なので、シャッタースピードのバラツキなんて気にしても仕方がありません。
Ektar H35 Half Frameもまだ撮影していないのに、新しいカメラを買ってしまいました。日中の気温も少しずつ下がってきて、涼しくなってきたので、撮り比べをしてみたいと思います。
