OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

Mono Master(モノマスター) 2021年3月号

ショッピングモール内の本屋を通りかかった時に、時計のコーナーに、Mono Master(モノマスター)という本が置いてありました。今月号は腕時計の特集だったことから、時計コーナーに置いてあったようです。

Monoマガジンの関連本かと思ったら、出版社がワールドフォトプレスではなく、宝島社だったので、全く関係なさそうです。

本はペラペラで、付録がメインの本のようでしたが、特別付録がHAMILTONのカードケースということなので、ハミルトン好きの僕としては使命感で購入してしまいました。

本の内容には期待していなかったのですが、50ページをサラッと読み切るにはちょうどイイ内容でした。

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MonoMaster

付録の小物としては、結構しかっりした作りになっています。

当然本革ではなく、PVC合皮なのですが、本革と間違うぐらいに質感は良いです。

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しっかりしています

いちおうKhakiと一緒に写真を撮ってみました。

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Khakiと共に

本誌の記事では、ハミルトンのイントラマティックが紹介されていましたが、この時計はずっと気になっていたので、この記事を読むと、更に欲しくなってしまいます。

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イントラマティック

ミラネーゼブレスレットも新しく追加されましたが、アンティークな感じとマッチしていますね。

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3針もかなり良いバランスです

クロノグラフも、3針も両方色違いで欲しいです。

 

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SWATCH TOKYO 2020 BLUE (GZ708)

東京オリンピックの行く末がどうなるのか、今の時点では不明なので、とりあえずSWATCHのオリンピックコレクションの一つを買ってみました。

さすがにオメガのスピードマスター東京2020リミテッドエディションズを購入するまでの気合は入りませんでした。

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TOKYO 2020 BLUE

SWATCHのオリンピックモデルの中でも一番オリンピックのマークが目立たないモデルにしました。文字盤にオリンピックのマークが入っているものは、数年たつと少し恥ずかしくなりますよね。

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昔ながらのケースです

このモデルは普通のSWATCHっぽくて、オリンピックモデルっぽくないので、良い感じです。だったらオリンピックモデルを買うなと言われそうですが・・・。

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文字盤

 オリンピックのマークはベルトの先端です。

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オリンピックマーク

ベルトを交換するとオリンピックモデルとは分からなくなります。

このベルトの交換部品は無さそうなので、使用してプリントが消えてしまうと、それはそれで残念ですね。

 

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R is for ROLEX

少し前に購入していた絵本「R is for ROLEX」が届きました。

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R is for ROLEX

アルファベットの各文字で時計の紹介をしている絵本です。

Diaperbookclubで購入できますが、現在、本はSaleで14.95ドルですが、国際送料が8.5ドル追加で必要です。

R is for Rolex - ABCs for the Future Watch Collectorsdiaperbookclub.com

 

中は、このように各ブランドの頭文字で代表的な時計の絵が描いてあります。

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AB

AはAUDEMARS、BはBREITLINGですね。しかし、Dから既に変になってきます。

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CD

DはDAYTONA??、時計ブランドではなくなってしまっています。CがCARTIERなら、DはDiorでも良かったのでは?D1 Milanoや、DE GRISOGONOは、マイナー過ぎますしね。

Eは、ETAと来ましたか、ムーブメントメーカーなので、まぁギリギリセーフですかね?

しかし、Eだと、EDOX、EBEL、EPOS、ELGIN、ETERNA・・・、まぁ、現在も販売しているメーカーだったら、EDOXぐらいが一番無難ですかね。

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EF

そして、またGもメーカーではなく、時計のシリーズ名のG-SHOCKとなります。

GIRARD-PERREGAUXとか、GLYCINEとか、GLASHÜTTE ORIGINALとか・・・。

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GH

このページは両方が良くわからなくなってきています。

KはKhaki Fieldで、LはLUMEって夜光ですか?有名なLONGINESがあるじゃないですか!

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KL

QはQuartzときて、Rは、RICHARD MILLEって、タイトルのROLEXじゃない!

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QR

Wは、もうどうしようもなくなったのでしょうか。X-RATEDって、知らないブランドだなぁと思って調べたら、Swatchのモデル名でした・・・。Wだと、WENGERぐらいしか思いつきませんね。Xで始まるメーカーは、さすがに無い?

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WX

そして、最後のYもシリーズ名で、Zも・・・。

ZはさすがにZENITHでしょ!Yは、YEMAで良いのでは?

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YZ

と、突っ込みながら読む本だということだと思うので、楽しめました。

残りのページも気になった人は、購入してみてください。

 

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Leica Mマウント用 Nikon FマウントGタイプレンズアダプター

Leicaの純正レンズはレンジファインダーの距離計連動のため、最短撮影距離が70cm以上となっている場合が多いのですが、時計のような小物を撮影するには小さくしか写せないので不便です。

そこで、NikonのFマウントのマクロレンズLeica M10-Rに取り付けて撮影するために、マウントアダプターを購入しました。

Fマウントのレンズでもレンズに絞りを調整する リングが付いていないタイプのレンズはGタイプレンズと呼ばれていて、レンズ自身では絞りを変えられません。当然M10-Rからは制御できないので、Gタイプレンズの絞りを変えられるマウントアダプターが必要です。

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Urth レンズマウントアダプター

今回、AmazonでURTHというブランドのマウントアダプターが安く売っていたので、買ってみました。

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ニコンF(Gタイプ)レンズからレイカMカメラ本体に対応

マウントアダプターに絞りを変更するためのリングが付いていて、これを回すとレンズの絞りが変わります。回すと絞りは開閉するのですが、値自体は分かりません。

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AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G

DXフォーマット(APS-C)用のマクロレンズですが、とりあえず取り付けて、レンズと時計を撮影してみました。周辺のケラレは黒いフェルト上で撮影したので目立ちません。

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マクロ撮影

なかなか、良い感じに撮影できました。
 

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Canon PowerShot S100の修理

2011年に約5万円で購入したPowerShot S100は、PowerShot G7Xを購入後に妻に譲ったのですが、先日、レンズエラーで故障しました。

元々S100はレンズエラー問題があり、無償修理対象でした。自分の持っていたものも対象品だったので、一度修理しています。

cweb.canon.jp

その後、何年か前に、一度、同じくレンズエラーが発生し、有償修理で修理しました。

ここ数年、妻が頻繁に使用していたので、再度故障しましたが、10年前の機種なので、どうも修理は受け付けてくれなくなったようです。

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レンズエラー

撮影後にこれが発生すると、鏡筒が出た状態から戻らなくなってしまいます。

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鏡筒が出たままになってしまいます

ネットで色々調べると、シャッターユニットのフレキケーブルが断線することが原因のようです。幸いシャッターユニットがまだ入手できました。

AliExpressで、2週間ぐらい前に発注し、昨日届いたので、早速修理しました。

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ビニール袋に入っていました。

なぜか、剥がしたことが判明するシールが製造日のシールの上に貼ってありました。

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シャッターユニット

よく見るとシャッターの羽に折れている部分があります。雑な梱包で発送するからこんなことになるんですよね。まぁ、AliExpressでは、よくあることですが・・・。

現在のシャッターユニットから移植しないとダメそうですね。

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羽に折れが・・・

ということで、まずはカメラを分解。

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カバーの取り外し

バラバラにして、レンズユニットを取り出します。

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レンズユニット

CMOSセンサーのユニットを外して、シャッターユニットを取り出す必要があります。

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センサー側

カム環へユニットを戻すのが難しそうです。

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一番後ろは絞りユニット

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フレキを外します

なんとかシャッターユニットを取り出すことができました。初期状態で、マジックで目印をつけておいたのですが、もうこの時点で、少し回して外さないといけないので、どのように戻したらよいのかが分からなくなっています。

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新旧シャッターユニット(右:旧、左:新)

とりあえずシャッターの羽を移植して問題が無いようにしておきます。

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羽の交換

その後、何とか悪戦苦闘しながらレンズユニットを組み立てて、カメラ本体に取り付けました。

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ここまできました

カバーを取り付ける前に、電源が入るかどうかの確認をしてみます。

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テスト電源投入

エラーが出ることなく起動しました。

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完成

カバーを取り付けて、各種ボタンや機能が動作するかを確かめて、全て問題なかったので修理は完了です。

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Q Timex Reissue Digital LCA

昨年10月に、日本未発売のQ Timex Reissue Digital LCAを購入しようと輸入代行に依頼していたのですが、Timexの商品発送の手違い、郵送でのトラブルが重なり、今年2月にようやく代行業者の倉庫に到着しました。そしてようやく手元に届きました。

発売されてから結構人気があったようで、eBayでは高値取引されたりしていましたが、Timexアメリカ本家のサイトでは在庫があるようになりました。

www.timex.com

セイコーによると1969年12月25日に世界初のクオーツ腕時計「セイコークオーツアストロン35SQ」を発売したとのことです。機械式腕時計の針によるアナログ表示をそのままにして、駆動方式を置き換えた形です。

1970年5月6日に、世界初のLED式デジタルウォッチとしてハミルトンが パルサーを発売します。腕時計における伝統的なアナログ表示からデジタル表示がここからスタートします。自発光のLEDは電力を大量に消費するので、常時表示が困難だったため、ボタンを押すと時刻が表示される仕組みがとられていました。

そして、1973年、セイコーはFE(Field Effect)方式の液晶を搭載した世界初6桁表示デジタルクオーツ「液晶デジタル腕時計 06LC」を発売しました。同じ年にシャープは液晶を用いた電卓を発売していて、一般的な製品に液晶表示が普及していくことになります。

1970年代から80年代にかけて液晶デジタル表示のクォーツ式時計が爆発的に普及するようになりました。液晶時計の大本命G-SHOCKが1983年に登場します。

80年代になると、機械式腕時計は高級腕時計やごく一部の時計に採用されるだけになり、一般的には、クオーツ式でアナログ表示かデジタル表示を選ぶという感じでした。しかし、アナログ表示の視覚的に直感で時間を読み取ることができる機能とデジタル表示で間違わずに確実に時刻を読み取る正確性の両方の機能が欲しいという欲張りな欲求を満たしてくれる時計として登場したのがデジアナ時計でした。

色々調べていると国産初のコンビネーション腕時計として、シチズンが「デジアナ」を1978年に発売していることが分かりました。

citizen.jp

アナログ表示がメインで、デジタル液晶が小さく表示されるものはデジアナではなく、アナデジらしいです。これも国産初となっていますが、アナログ主体だからといってデジアナと仕組みは同じだと思うのですが・・・。

citizen.jp

ただ、わざわざ国産初と書いているということは海外では既にコンビネーションウォッチは存在していたんだと思います。ちょっと調べただけでは、答えは見つかりませんでした。

僕の兄は、液晶表示がアナログ文字盤の上に重なって表示されるタイプのハイブリッドウォッチを持っていました。

今回のTimex Digital LCAの復刻版の話題に戻りますが、こちらは、アナログ表示といっても液晶でのアナログ表示となっています。この表示が見やすいかどうかは微妙な感じですね。

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Q Timex Reissue Digital LCA

ただ、忠実に復刻されているので、当時の雰囲気をしっかり出しています。発売初期は液晶ディスプレイが斜めになっている不具合が多発していたようです。Timexのサイトのレビューでの苦情が多く見られましたが、現在は改善されたようです。

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HODINKEEの記事にもあるように、夜に時刻を見るためのライトはTIMEXお得意の全面バックライトのINDIGLOではなく、横から1灯の小さなライトだけで照らすだけのものなので、はっきり言って頑張って見ないと読めません。

これも当時のものを忠実に再現していて、見にくいなぁと言いながら、ノスタルジーに浸れるというものなのでしょう。

GIZMODEの記事にApple Watch Series 3とほぼ同じ値段ということが書かれていますが、そもそもそういう比較をする対象のものではないのです。

www.gizmodo.jp

時計に限らず、モノを単に利便性やコストパフォーマンスだけで語る記事はつまらないですね。「高級腕時計は必要か」みたいな議論には意味はないと思っています。

かつて、ウブロの会長であったジャン・クロード・ビバーは、GQのインタビュー記事で、インデックスも針も文字盤もすべてブラックで統一した“オールブラック”という時計について、どうして読めない時計を作ったのかと尋ねられ、「いまどき腕時計で時間を見る人なんていないだろ!」と答えている部分がありますが、はい、まさにそういう感覚です。

www.gqjapan.jp

最近のオールブラックモデルはこちら。

www.gressive.jp

個人的には、芸術に対する理解と似たようなものだと思っています。

 

※2021.08.04最新記事を追加

optoelemech.hatenablog.com

 

 

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1950s-70s ANTIQUE JAPAN WATCH 【アンティーク国産時計】

ウォッチメーカーのクラウドファンディングで購入した「1950s-70s ANTIQUE JAPAN WATCH 【アンティーク国産時計】」が届きました。

watchmakers.en-jine.com

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1950s-70s ANTIQUE JAPAN WATCH 【アンティーク国産時計】

オールカラーで、244ページもあるしっかりした本です。中は、良くここまで集めたなと感心するぐらいの量の国産時計が、オリジナルの箱やグッズも含めて紹介されています。

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セイコー

紹介されているブランドはセイコーシチズン、オリエント、タカノ、リコーの5ブランドです。シチズンのページではCちゃんグッズも紹介されています。

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Cちゃんグッズ

クラウドファンディングの結果として、期間を延長して、100%で終了しているので、500部を達成するのはかなりきつかったみたいです。

最後は関係者が購入して、100%に達成させたのかもしれませんね。そういう本なので、今後、一般的に販売されることは期待薄ということになってしまいそうです。

非常に良い本なのですが、需要はあまりないみたいで残念です。

 

 

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