OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

スイス旅行(その12)ル・ロクル時計博物館(Musée d'Horlogerie du Locle)

ラ・ショードフォンから、ル・ロクルに移動しました。

9分で着きます

駅からル・ロックル時計博物館までは徒歩で20分ぐらいかかります。高低差があるので結構坂を上らないといけません。

駅の裏の階段を上るとミュージアムの標識があるので、それに従って進んでいきます。

駅から続く階段

ル・ロクルの駅が見渡せます。

ル・ロクル

反対側の山の中腹にTISSOTが見えました。

TISSOT

どんどん坂道を歩いていきます。

坂道

途中で大きな看板があるので迷ううことはないと思います。

標識

入口までたどり着きました。

入口

このお屋敷が博物館です。

博物館

中に入るとクリスマスツリーがありました。

クリスマスツリー

ムーブメントの細かい部品に関する年代ごとの展示がありました。下の写真は音叉時計のブローバ、アキュトロンの部品です。

ムーブメントの説明の展示

各部屋に、からくり時計や、クロックの展示があります。

展示室

時計の修理工房もありましたが、特に作業は行われていませんでした。

修理工房

入り口では本やグッズを販売しています。

売店

TISSOTの限定モデル

 

スイス旅行(その11)国際時計博物館(Musée international d'horlogerie)

Le Brassus(ル・ブラッシュ)のHôtel des Horlogers(オテル・デ・ホルロジェ)をチェックアウトして、ラ・ショードフォンにあるスイス最大の時計博物館の国際時計博物館に向かいました。

ラ・ショードフォン

朝、ル・ブラッシュを出て、昼頃に国際時計博物館に到着しました。

移動経路

ラ・ショードフォンの駅から歩いてすぐのところにあります。

MIH

国際時計博物館までの経路

スイス最大の時計博物館ということもあって、展示物の量は膨大です。時間の概念の始まりから順番に展示が進んでいきます。

展示1

古い時計から新しい時計へと展示が進んでいきます。途中で、時計製造技術についての説明や展示もあります。

展示2

 

国際時計博物館を見終え、近くにある、トゥール・エスパシーテ(Tour Espacité)という無料の展望タワーに上ってみました。

トゥール・エスパシーテ

ラ・ショードフォンと隣町のル・ロクルは、時計製造の町として世界遺産に登録されています。とりあえずエレベーターで14階まで上ると、ピッツェリアがあって、その周りが展望スペースになっています。

14階へ

ぐるっと1周できますが、たまにレストランで食事をしている人と目が合います。

展望回廊

世界遺産の街並みが一望できます。

町が見渡せます

このあと、ル・ロクルに移動します。

 

 

スイス旅行(その10)オテル・デ・ホルロジェ (Hôtel des Horlogers)

ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲ (Musée Atelier Audemars Piguet)の見学を終えて、今日の宿泊先のHôtel des Horlogers(オテル・デ・ホルロジェ)に向かいます。

ホテル

ここは、2022年6月にグランドオープンしたばかりのオーデマピゲが作ったホテルです。

ホテル

LEONの紹介記事はこちら。

詳しくはホテルのホームページを見てください。

 

裏から見ると、特徴的な形が分かります。斜めの段が重なったようなデザインです。

入ってすぐ横のライブラリーの天井を見ると少しずつ傾斜しているのが分かります。

ロビー

オーデマピゲの「ロイヤルオーク」の大型本が展示してありました。

廊下はこのように坂になっています。

表参道ヒルズのよう

表参道ヒルズとよく似た感じで、スロープで階を移動していきます。

廊下

部屋の中もこのようにモダンなデザインです。

部屋

壁も渓谷のようなデザインになっています。

モダン

お土産が置いてありました。

お土産

水はガス入りと2本用意されています。

バスルームも白と黒の色遣いで綺麗です。

洗面所

シャワーブースもシンプルです。

シャワー

ということで、ホテルを堪能して就寝。

次の日、朝食はビュッフェ形式で、ヨーロッパの一般的なビュッフェと内容は一緒できたが、一つ一つの素材は良いものを選んでいる感じです。

朝食

ビュッフェ

サーモンの厚みがかなりありました。

ビュッフェ

名残惜しいのですが、1泊だけで次の目的地に向かうためチェックアウトです。

ホテル入り口

駅の目の前には建設中のオーデマピゲの新しい社屋があります。

建設中の社屋

キャンパス・アークという名前のようです。

看板

結構大きな建物です。

工事中

駅には既に電車が停まっていました。

 

スイス旅行(その9)ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲ (Musée Atelier Audemars Piguet)

Le Brassusは近代的な駅舎です。

Le Brassus

駅から10分ほど歩くと、ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲに到着します。

ここは、本社入り口。

Audemars Piguet

その先にミュゼ アトリエ オーデマ ピゲの入り口があります。

ミュゼ アトリエ オーデマピゲ

このような案内板があるので、間違いがないことが確認できます。呼び鈴を押して、ミュージアムツアーに参加する旨を伝えます。

案内版

ツアーの申し込みは、ホームページで事前に行っておく必要があります。

museeatelier.audemarspiguet.com

待合室に通されて、他の参加者が揃うのを待ちます。今回は、アメリカから2組、イギリス、フランスからの参加が1組ずつ。そして僕たち夫婦の合計10人でした。

待合室

オブジェ

飲み物とチョコレートをいただきながら、雑談をしながら、イントロダクションを聞きます。

コーヒーとチョコレート

コーヒーカップはジュウ渓谷の形とオーデマピゲの新社屋の渦巻状の建物のデザインです。

カップはジュウ渓谷とオーデマピゲの社屋のデザインです

この建物から裏に抜けると、新社屋の渦巻の建物に繋がっています。最初に建物の説明のための模型があります。

模型

すぐ近くのオーデマピゲのホテル「オテル デ オルロジェ」の模型もあります。

オテル デ オルロジェ

奥に進むとやはりクリスマスツリー。

クリスマスツリー

渦巻は中から見るとこんな感じです。

渦巻

最初は歴史の説明からスタートし、初期の懐中時計が並んでいます。

懐中時計

時計の仕組みの説明がいくつかあります。

時計の仕組みの説明

アンクルとガンギ車の役割

歴史的に重要なコレクションが展示されている建物の中心に向かいます。

歴史的なコレクション

一連の歴史的コレクションを見たら、デザインの説明と、原宿のAPラボでもおなじみの、ヘアライン仕上げの体験、ペラルージュ仕上げの体験ができます。

CODE 11.59のデッサン

サンドペーパーは3Mの80μmのものを使用していましたが、結構粗くヘアラインが入ります。本当の仕上げはもっと細かい気がします。

ヘアライン仕上げのサンドペーパー

ペラルージュを加工するマシンはAPラボで使用されているプロクソンではありませんでした。

ペラルージュ

その後、最近のモデルの展示を見て、からくり仕掛けのアートの部屋を見学しました。

からくり

最後は、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ ウルトラ コンプリケーション ユニヴェルセル (RD#4)を説明する部屋があり、そこでツアーは終了です。

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ ウルトラ コンプリケーション ユニヴェルセル (RD#4)

受付をしたところのスーベニールショップを見て、各自、好きなものを購入して解散です。

ジュウ渓谷をラインで表したオブジェも売っていました。面白いのですが、買いませんでした。

スーベニールショップ

ポストカード、ミュージアムの冊子を購入したら、さっとチョコレートをオマケで付けてくれました。

ポストカード

オマケで貰ったチョコレートは、普通に売っていたので買っている人もいました。

チョコレート

外はすっかり暗くなっています。

外は暗くなっています

ということで、参加者にお別れの挨拶をして帰りました。

見学終了

夜の写真も撮っておきました。

 

スイス旅行(その8)エスパス オルロジェ(Espace Horloger)

次の目的地に向かうため、ジュネーブから電車でジュー渓谷へ向かいます。目的地の最寄り駅はル・サンティエです。そこにジュウ渓谷時計センター博物館、エスパス・オルロジェ(Espace Horloger)があります。

ジュネーブから移動

ジュネーブから渓谷へ向かうとだんだん雪深くなってきます。駅は非常に小さくて、何もありません。

Le Sentier-L'Orient

博物館までは歩いていくことが出来る距離で、駅前にはスーパーマーケットがあります。また、駅を出て角を曲がったところにブルガリ(BVLGARI)があります。

ミュージアムまでの道のり

ブルガリが見えてきます

MANUFACTURE DE HAUTE HORLOGERIEとなっているので、時計部門の工房のようです。

BVLGARI

ブルガリの解説を見ると、

 

MOVEMENT MANUFACTURE
Manufacture de Haute Horlogerie
Le Sentier
The heart of the development of complicated movements and base calibers.
A team of master watchmakers.
Internal development and manufacturing of the components

 

となっているので、複雑時計のムーブメントを開発しているところのようです。

隣の古風な建物もブルガリ

ブルガリの横の道を通って博物館に向かいます。ブルガリを裏から見るとこんな感じです。

ブルガリの裏側

しばらく行くと、Espace Horlogerに到着します。

Espace Horloger

espacehorloger.ch

入口は上の写真の反対側です。同じ建物内にアートギャラリーも入っています。

入口

案内に従って、階段を上って行くと、入口があります。

案内

入口

冬季は開館時間が午後1時からですので、気を付けてください。ドアに呼び出しのボタンがあったので、ボタンを押して開錠してもらいました。高級な時計が置いてあるので、セキュリティは厳しそうです。

展示する場所は上の階の常設展示と、受付と同じ階にある特別展の2階分です。受付の人に階段を上がって、ビデオを見るスペースがあるので、そこでビデオを見て、常設展、特別展と見てくださいと案内されました。

時計作りなどのビデオをいくつか見て、順番に展示物を見ました。

中の雰囲気

展示の例

展示

詳しくは、HODINKEEの記事を読んでください。

 

受付の前には、お土産コーナーもありましたが、特に欲しいグッズが無かったので何も買いませんでした。Espace Horlogerの「EH」のロゴ入りのマグカップ、ペン、トートバッグなどがありました。

見学を終え、また元の道を歩いて駅に向かいます。

帰り道

次の目的地はLe Brassusです。14:14発の電車で7分ほどで到着します。日本と違って、電車が時間通り来るかが心配になります。

次の目的地へ

電車で二つ目の駅がこの路線の終点のLe Brassusです。

すぐ近くです

予定通り電車が来て安心しました。

電車が来ました

 

スイス旅行(その7)ジュネーブ3

ジュネーブを歩いていると時計店に遭遇します。F.P.ジュルヌのショップはレストランからそれほど遠くはありません。

F.P.ジュルヌ

F.P.ジュルヌの隣の建物にヴァシュロン・コンスタンタンがあります。

ヴァシュロン

中を覗いてみました。このようなムーブメントの模型置いてありました。ムーブメントの模型って欲しいのですが、売っていませんね。

ヴァシュロン

パテックのサロンのすぐ近くにある時計店の老舗、ブヘラも見てきました。

ブヘラ

取り扱いブランドはこんな感じです。

取り扱いブランド

カール.F.ブヘラは、当然置いてあります。

ブヘラ

ここにもクリスマスツリー。

クリスマスツリー

グランド・セイコーや、チャペックも扱っています。

チャペック

1階のチューダーのコーナーには、ブラックベイ・クロノがありました。日本ではまだ入手困難なようですが、スイスではチューダーを置いてあるところでは、だいた普通にクロノも売っていました。

チューダー

そして、パテック・フィリップミュージアムを見学してジュネーブは終了です。

パテック・フィリップミュージアム

ミュージアム内では、時間によっては時計師が修理しているところを見ることができます。

実演

お土産としてWebの通販では購入できないDVDを購入しました。

DVD

スイス旅行(その6)ジュネーブ2

パテック・フィリップジュネーブ・サロンを訪問したあと、11月にオープンしたばかりの、F.P.JOURNE Le Restaurantに行きました。パテック・フィリップから数分の距離です。時計師F.P.ジュルヌと、シェフのドミニク・ゴーティエのコラボレーションのレストランです。

人気があって満席状態でしたので、もし行きたい場合は予約をしていないと難しいと思います。僕は日本から事前にこの日のランチの予約をしてありました。

レストラン

レストランの外の壁にメニューが出ています。

メニュー

レストランについて詳しくは、Chronosのこちらの記事を読んでください。

テーブルクロスに「F.P.JOURNE Le Restaurant」のロゴが入っています。

テーブルクロス

各席は時計にちなんだ人の名前のプレートが貼ってあります。僕の席は「I.THURET」でした。全く知りませんでしたが、調べたところ、アイザック・テュレというフランスの時計師みたいです。1675年にクリスティアンホイヘンスのために、テンプの動きを調整するヒゲゼンマイを備えた最初の時計を製作した時計職人とのことです。

席名

この週のランチメニューは、フランス伝統料理のクロメスキと、サバのフィレかホホ肉の選択、デザートのセットでした。

メニュー

レストランの壁には、時計の分解図が飾ってあります。

分解図1

分解図2

分解図3

分解図4

クロメスキはこんな感じです。

クロメスキ

メイン料理のためにナイフが運ばれてきましたが、柄の部分に時計の部品が埋め込まれていました。

時計の部品

メイン料理のホホ肉。

メイン

デザートのときにコーヒーをオーダーしました。

デザート

コーヒー

砂糖にしっかりロゴが入っています。

ロゴ入り

チョコレートもロゴ入りです。

ロゴ入り

ランチタイムの終わりごろにシェフのドミニク・ゴーティエ氏が各テーブルをまわって挨拶をしていました。