OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

HP 6S, 6S Solar

最近、ずっと時計のことしか書いていませんでしたが、久々に電卓の話題。

アクセス解析では時計の記事はほとんど入っていません。上位を占めているのはCASIOの関数電卓関連で、最もよく読まれているのは、fx-CG500の記事です。

この電卓を日本で持っている人はほとんどいないので、アクセスされるのだと思いますが、電源を入れた時の記事しかないので、読んだ人はがっかりしているような気がします。

ちょっと真面目に使い込んで、レポートしてみようかと思います。

さすがに現在は、仕事でも複雑な計算を関数電卓で行うことはないので、完全にコレクションですね。使い道はあまりないのですが・・・。

仕事では、もっぱら自作のプログラムで何百万点もの3次元の幾何計算を最小二乗法を用いて最適化を行ったりすることが多いです。Excelで扱っていられる量のデータではないので、使いませんし、今、人気のPythonも特化したライブラリを作成しないと汎用のものでは役に立たないので使用しません。

ということで、関数電卓の出番は、ノートで手計算を行うときにさっと使うときだけなので、高機能は必要ありません。

必要なのは、PI(円周率)、三角関数、角度の単位変換、二乗キー、累乗計算、平方根、累乗根(べき根)の機能ぐらいなので、それだけが付いていて他の機能が無い、シンプルな関数電卓が欲しいと思っています。

15年ぐらい前に、愛用していた関数電卓は、HP 6Sでした。

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HP 6S

関数電卓なのに、ブルーの色が格好良くて、小さく薄かったので、非常に気に入って使用していました。HPというのも科学者らしくて良いんですよね。

でも、久々に電源を入れると、

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液晶の接触

液晶画面の接点の接触が悪くなっていて、表示が無茶苦茶になっています。また、塗装もかなり剥がれています。

ということで、大好きな電卓だったので、eBayでデッドストック品が出ていたのを見つけたので購入しておきました。

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デッドストック品のHP 6S

昔、HP 6S Solarの20個入りが投げ売りされていたのを購入したことがあって、6S Solarは、まだ10個以上在庫があります。

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HP 6S Solar

こちらの方が、ソーラー式なので電池の心配をしなくて良いのと、本体がシルバーのままで、塗装されていないので、塗装がはがれる心配がありません。

でも、6Sの関数電卓らしくないカラーが好きなんですよね。

 

HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (14) まとめ

ベトナム戦争時の軍用ウォッチをルーツとするHamilton Khakiは、長年愛され続けている定番のミリタリー・ウォッチなのですが、あまりまとまった資料やサイトはありませんでした。そこで、これらの流れを一度まとめようと始めたのが、この連載でした。一応、現行のモデルまで紹介できたので、ここで終了したいと思います。

基本は「手巻き、ノンデイト、ケースサイズ33mm」ですが、現行では38mmのケースサイズしかありませんので、そこまで紹介しました。

最初からのリンクは以下の通りです。

 

HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (1)

HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (2)

HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (3)

HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (4)

HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (5)

HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (6)

HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (7)

HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (8)

HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (9)

HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (10)

HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (11)

HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (12)

HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (13)

 

おまけとして、デイト付きですが、デザインの流れを受け継いでいる最大サイズのカーキ・フィールド・メカ 50mmを紹介しておきます。2018年10月発売です。3種類、各色、世界限定550本です。オールブラックの「ステルス(H69809730)」定価138,000円(税抜)、下の写真の「スチール(H69819530)」定価128,000円(税抜)、グレーグリーンのケースカラーの「アース(H69829560)」定価138,000円(税抜)があります。 

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H69819530

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文字が立体的になっています

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3時位置に24時間表示の位置にデイトを表示することで、ノンデイトのように見えるようにしてあります。

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33mmケースと比較

50mmサイズは、さすがに日常づかいでは大きすぎますね。

置き時計として使っても良さそうです。

 

最近では、ハミルトンは、なぜかネットでは、「30代でハミルトンは恥ずかしい」とか、「ダサい」という評判があるようですね。Yahoo!知恵袋にも、そういう関連の質問が沢山あります。

僕は30年ぐらいハミルトンを愛用しているので、そんなことを考えたこともなかったのですが、歴史のあるブランドで、コストパフォーマンスに優れた実用的な時計をたくさん販売しています。他人にどうみられるかなんて気にせずに、気に入ったものを堂々と身に着けて欲しいなと思います。

 

 

HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (13)

2004年のLimited Editionで、手巻きノンデイトのケースサイズ33mmは終了となり、その後はKhaki Field Mechanicalとして手巻きデイト付きケースサイズ33mmが2018年まで販売され続けたという内容を書きました。

そして、2017年の11月に世界に先行して、ハミルトンブティック東京キャットストリートのオープンを記念して導入されたのが、カーキ・フィールド・メカ(H69429931)です。

ケースサイズは38mmだけですが、手巻き式ノンデイトのものが復活しました。

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H69429931

この時はムーブメントはETA2801-2を搭載しています。これは、9415系列のモデルが搭載していたムーブメントと同じです。ETA2804-2が搭載されていると記載されているWebサイトもあるのですが、SHIPSコラボとは違い、こちらはETA2081-2で間違いないと思います。

定価は税抜き53,000円です。

 

ただ、2018年9月でこのH69429931は終了となり、新しくムーブメントにH-50搭載のH69439931へと移行します。デザインは同じで、ムーブメントだけが変わりました。値段は少しアップして税抜き58,000円です。

ETA2801-2は、17石、28,800振動、パワーリザーブ46時間ですが、ETA2801-2をベースに改造したハミルトンH-50は、17石、21,600振動、パワーリザーブ80時間となり、週末にゼンマイを巻かなくても月曜日まで止まらずに動いています。

ただ、自動巻きではないので、月曜日の朝にはゼンマイを巻かないといけないので、手巻きのロングパワーリザーブは不要といえば不要な気もするのですが・・・。

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H69439931

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H69439931

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刻印はH694390となっています。

ETA2801-2を搭載しているのが正統派だとし、また1年弱の販売を希少だということで、H69429931をオークションで高値で販売している人もいますが、H-50は基本的な作りはETA2801-2なので、それほどH69429931は価値が上がるものではないと思います。そもそも最初の9219シリーズの時は、ムーブメントはCal.649(ETA2750)で、21,600振動だったので、振動数は原点に戻ったことになりますね。

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サイズの比較

33mmと38mmのケースサイズの違いは上の写真の通りです。

次回、今までの内容をまとめて、この連載はいったん終了としたいと思います。

HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (12)

久々の手巻きハミルトンカーキの記事です。

Khakiの民生品で、ノンデイトの手巻きモデルは、2003年で終了になったと、以前の記事で書きました。2003年からは手巻き式は、デイト付きのKhaki Field Mechanicalだけとなりました。2002/2003年のカタログの定価は税抜32,000円でした。この時は日本ではKhaki Field Mecha(カーキ・フィールド・メカ)と命名されていましたが、ノンデイトのKhaki Mecha(カーキ・メカ)が無くなってから、英語表記はKhaki Field Mechanicalとなりました。Khaki Field Mechaは2000年のカタログには載っていませんが、手持ちの2002年のカタログには載っています。ということで、2001年か、2002年に登場したようです。下の写真の2002年のカタログナンバーは、オリーブ文字盤がH001000161で、黒文字盤がH001001697です。ケースサイズが38mmのオリーブ文字盤と黒文字盤もありました。

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Khaki Field Mecha

2008/2009年のカタログでは下の写真のように定価が税込47,250円と2003年より1万円以上値上がりしています。オリーブと黒文字盤ではなく、黒に近い深い緑色の文字盤1種類になりました。38mmケースと、33mmケースの2種類です。

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Khaki Field Mechanical

カタログのナンバーはH69419363なのですが、裏蓋の刻印はH693190です。このあたりがHAMILTONのモデル名をややこしくしているところですね。こちらが33mmケースのものです。

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H69419363

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これは、新しいノンデイトのカーキ・フィールド・メカが正式に登場するまで販売されていました。このモデルは2018年のカタログに載っています。

その間、2004年に33mmのノンデイトの復刻版が限定で販売されました。モデルナンバーは、黒文字盤がH73319833で、茶色の文字盤がH73319993で、定価が税抜き28,000円(5%消費税込 29,400円)でした。裏蓋は9415Aの刻印のままです。

文字盤にはKhakiの文字は無く、旧ロゴの斜体のHAMILTONとHロゴが入っていて、アワーマーカーの夜光も三角に光るタイプです(従来は三角のプリントの上に丸い夜光塗料)。

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H73319833

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この後はずっとノンデイトのモデルは無かったのですが、2012年にSHIPSとのコラボモデルでノンデイトが登場します。

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H697190

ただ、これはKhaki Field Mechanicalの文字盤を変更しただけであることが判明しました。

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カレンダーが!

ノンデイトのETA2801-2をわざわざ搭載するのではなく、量産中のKhaki Field Mechanicalの文字盤を入れ替えただけの偽ノンデイトでしたので、これはノンデイトの手巻きモデルとは見なしません。

 

HAMILTON Khaki Automatic ハミルトン カーキ オートマティック

基本的にカーキシリーズのコレクションは、ジャンク品を安く入手して、修理して楽しむということを趣味としています。まだ修理ができていないものもたくさん眠っているので、カーキシリーズの紹介と共に修理を順次行っています。先週末にジャンク品のKhaki Automaticを分解したので、記事を書いておきます。

今回のKhaki Automaticもかなりひどい状態です。ゼンマイを巻いても動かないということでしたので、早速確認してみます。

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HAMILTON Khaki Automatic

リューズ(竜頭)を回した感じは、ゼンマイが切れているような感じではありません。完全に巻き上がっているのに、全く動かない状態です。

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裏にも傷が

かなり傷が多いケースです。

ムーブメントはETA.2824-2です。

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文字盤はそこそこきれいです

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短針が変です

針を抜こうと思ったら、短針が文字盤に当たっています。

でも、文字盤はピッタリ当たっているようにも見えます。

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文字盤

短針が擦れていたところに1周、スジが入っていますね。あと光の角度を変えると6時付近にも傷があります。かなり変な状態なので、少し不安になります。

自動巻きのローターを外すと、ネジが一本ありません!

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自動巻きローターを外すと

これ、完全に素人が修理しようとバラした個体ですね。こう書いている僕も素人ですが、いちおう、「ヒコ・みづのジュエリーカレッジ」で機械式時計の基礎講座を受けたことはあります。

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完全分解

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全パーツ

で、動かなかった原因はというと、3番車の軸が折れていました。

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折れています

これでは、うまく回転できません。

他のムーブメントの3番車を見てみると、

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正常

こんな感じです。ただ、ETAの部品の入った、パーツボックスを探したのですが、ちょうど合うものがありませんでした。

なんとなく、輪列受が曲がっているような気がします。おそらく、軸がきっちりと入っていないのにネジを締め付けたのではないかと思われます。

それで、受け板も曲がってしまったのではないかと・・・。

ということで、受け板は修正するとして、足りないネジや3番車を発注して、届くのを待ちます。

ちなみに風防ガラスやケースも傷だらけなので、研磨する予定です。

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ミネラルガラス

幸い、コーティングなしのミネラルガラスなので、研磨して傷を消すことは可能です。

まぁ、この辺りは、本業がカメラレンズの技術者なので、専門ではあるのですが、会社の装置を使うわけにもいかないので、自宅で何とかします。時計の風防は光学レンズではないので多少球面が狂っても問題はありません。光学レンズであってもメガネのレンズはかなり精度が悪かったりもします。球面ガラスなので、真面目に手で研磨するのであれば、すり合わせる凹面のガラスを製作し、トモズリしながら精度を出せばいいのですが、今回はそこまではやるつもりはありません。

良く理解していない人が、ひどい作業を行った時計は、色々細かい問題が出てしまっている可能性があるので、まともに直るかどうか・・・。

 

いちおう、カーキの連載とは別記事ということにしておきます。

BULOVA ACCUTRON Spaceview 214の修理 7

予定通り、BULOVA ACCUTRON(ブローバ アキュトロン)の修理を実施しました。前回は、部品が届いたところまででした。ただ、今回は秘密兵器を入手したので、まずはそのメンテナンスから。

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BULOVA No.300

BULOVA UNIVERSAL MOVEMENT HOLDER NO.300です。音叉時計やクオーツムーブメントの修理に便利なホルダーです。音叉ムーブメントの214は裏蓋を付けないと通電できないので、これがないとムーブメントだけで動作確認が難しいのです。

箱付きの新品はなかなか出てこないのですが、今回、eBayで70ドルほどで落札できました。ただし、サビサビなので、メンテが必要です。

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eBayで70ドルでした

錆を落として、オイルをさし、接点復活スプレーをかけておきます。

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接点復活剤

で、きれいになりました。

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メンテ後

今回は、インデックス歯車を交換するので、完全分解の必要があります。

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一番左がインデックス歯車

傷が入っているインデックス歯車を取り出し、顕微鏡で観察します。写真の一番上に傷が入って、歯車が削れています。

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傷が入ったインデックス歯車

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拡大

拡大すると、深く削れているところがあって、その横も歯車がありません。
新しい歯車をケースから取り出しました。ケースには軸を受ける穴があけてあり、輸送中に歯が当たらないように工夫されています。

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新しい歯車

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新しいインデックス歯車

新しい歯車は問題なさそうです。

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組付け後

ここで、動作を確認します。

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ホルダーに装着

顕微鏡で見ると快調に動いています。動画をアップしようと思ったのですが、Hatena Blogは、直接アップロードできないのですね。

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ケースに組み込んで完成

と、ここまでは良かったのですが、しばらく動かしていると、なんだか時間の進みが早いような・・・。

音叉の調整部分で直すような進み方ではなく、結構進むので、おそらくインデックスを2個一気に送ったりしているのだと思われます。前回、何とか回るようにルビーを強く当たるように調整していたので、今度は勢いが良くなり過ぎて、歯を2枚送ってしまう現象が場所によって起こっているような気がします。

ということで、来週末に説明書通りに隙間等を再調整して、完璧にします。

SEIKO PROSPEX DIVER SCUBA (SBDY061)

少し前に、SEIKOのダイバーズ・ウォッチのPROSPEX SDBC107を購入したことを書きましたが、その記事を書いた後に、HODINKEEを見たら、SEIKO PROSPEX DIVER SCUBAの記事が出ていました。

www.hodinkee.jp

前から欲しかった外胴プロテクター付き(いわゆるツナ缶)のタイプです。SDBC107が届いたばかりで、少し悩みましたが、 ネットで安く購入できるところを探して、その日のうちに予約しました。復刻デザインのSBDX035はサイズが50mm越えで、ちょっと気軽に付けるような感じではないのですが、このSBDY061の43.2mmは魅力的でした。

26日発売で、27日に届きました。

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簡素な箱

箱を持った感じは、非常に軽くて驚きました。

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グレー

色の選択肢としては、このグレーのSBDY061とベージュのSBDY059があります。

個人的には基本のブラックが欲しいところだったのですが、あくまでもデザインとしてのツナ缶タイプなので、これはこれで良いのかもしれません。

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シリコンストラップ

シリコンストラップもグレーです。

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値段相応の作り

良く出来てはいますが、ベゼルはプリントの樹脂を貼り付けてあり、高級感はありません。

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プロテクター

プロテクター部の細部の処理や、ベゼルのエッジの処理も値段相応という感じでしょうか。ガラスはハードレックスで、サファイアではありません。反射防止コートも無さそうかな。

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裏はしっかりとしたスクリューバックです。

ちなみに、ステンレスボトルがおまけで付いてきました。

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ステンレスボトル

全体的な感想としては、復刻モデルのような質とは違い、あくまでもツナ缶デザインをタウンユースで楽しもうというコンセプトのような時計です。

僕も、ダイビングをやるわけではないので、普段使いができるツナ缶というコンセプトは、ちょうど良い感じでした。

プロテクターもデザインの一部として取り込まれているような感じです。もう少し素材感を替えても良かったんじゃないかと思います。あと、少し高さも増して、ベゼルを守るようにして欲しかったです。まぁ、機械式のツナ缶の現行品で一番安いSBDX013は、税込385,000円なので、あまり高望みしても仕方がないのですが・・・。

最近、SEIKOは新しい魅力的なモデルをどんどん発表するので、欲しいものが沢山出てきて困るのですが、とりあえずは、これで今まで欲しかったダイバーは揃ったので、終了ですかね?